今から、8年前に、姉から携帯電話に連絡がありました。いつもは、メッセンジャーで連絡してきたので、何かあったのかなと思い電話に出ました。開口一番 街中で兄が倒れ、病院に救急搬送された。心臓で危ないらしい。具合が悪いのは知っているけど、ゆっくりでよいので、病院に来て欲しいとのことでした。
小生も、ちょっと面倒な持病があり、年に数回大学病院へ入退院を繰り返していました。幸い退院した直後で、体の状態もよかったので、電車を乗り継ぎ、指定された病院に向いました。
実は、もう一人兄の上に、兄がいたのですが、30代で急性心不全で、亡くなってしまったのです。京都の大学の医学部に入り、肺専門の外科医として大学病院に勤務していました。病院を欠勤した上司や同僚が心配して、マンションに向かうと中から応答がないが、水がでっぱなしの音がしていたので、まずいと思い、1階の管理人室に駆け込み、玄関のドアを開けてもらったのだそうです。残念ながら、ベットの中でこと切れていたそうです。急性心不全。医者の不養生というやつですね。
家族は、全員東京だったので、2番目の兄と小生で京都に向かったのです。残念でした。
あの悲劇がまたか。と瞬間に蘇ってきたのです。
搬送後2時間ほどで、病院に到着しました。まだ、麻酔から覚めていませんでした。担当の先生から、病気の内容と施術の内容を詳細に説明してもらいました。姉に電話が病院から掛けた際に、今すぐにカテーテルで手術をしないと、命を救うことができないので、ここで承諾してもらいたい。との要請があったのだそうです。勿論、姉は、即座に了承。病院についてから、後付けで、正式な許諾書にサインしたそうです。
警察官もひとりいらしたそうで、倒れた状況を説明してくれたそうです。なんでも、急に倒れ、胸を押さえて苦しんでいる、嘔吐もある、救急車呼んでくださいと通りがかりの方が交番に駆け込んで下さったそうです。
お巡りさんが急ぎ現場に駆けつけてくださり、無線で救急車を呼んでくれたのだそうです。3分ほどで、救急車が到着、状況から、心臓疾患と判断されたようです。なんと、お世話になった病院から200メートル程だったのです。直ぐに受け入れ許可がおり、搬入されたとのこと。すでに、検査と手術を行う医師3名が待機していたそうです。造影剤を使ったCT検査を実施している、梗塞の箇所を全員で確認、手術に入ったそうです。凝固物を取り除き、ステントも患部に実装、無事に問題なく、施術は終了しました。搬入から手術終了まで1時間ほどだったそうです。
あと30分手当てが遅れていたら、ダメだったかもしれない。との先生のお話でした。姉と一緒に、90度以上に体を曲げてお礼の気持ちをお伝えしました。
こちらの病院は、なんでも、心臓疾患について、全国でトップ5に入る名病院であることを後で知りました。
やはり、病院と医師の技量の有無が明暗に大きくかかわるようです。
予後は、非常に良好で、現在も半年に1度の頻度で定期検査を受けていますが、全く問題ありません。
40歳からはじめたタバコのニコチンと、美食家でこってりした洋食の食べ過ぎでコレステロールが増え梗塞に至ったのではないか、とのことでした。
皆様もどうぞお体にはお気を付けて。