はろはろー
本日2回目。1回目のすぐ後だけどなwww
で、今日は「忘却」の続きを書こうと思います
では、続きをどうぞ↓
※続きものなので、先に1を見た方がいいと思います
「忘却2」
「はぁ、はぁ、はぁ。」
私は、思いっきり走って、桜宮さんから逃げた。
でも、なんで``あれ``を知っていたんだろう。``あれ``の事は、私と店の人しか知らないはず・・・
私が、``これ``をもらったのは、桜宮さんが来る一週間前・・・
あの日私は、商店街をぶらぶらとしていた。そこで、小さなキーホルダーショップを見つけ、入ってみた。
店の中のキーホルダーは、青、赤、黄色の三色しかなかったが、種類は豊富で私は、釘付けになった。「いらっしゃいませ。何をお探しでしょうか?」
「あ、えっと、おすすめは何ですか?」
「おすすめはですね、あっこれなんかどうでしょう?」
差し出されたのは、赤色の石が付いており、「忘」と書かれていた。私は``それ``を見た瞬間、今すぐ欲しいと思った。なぜか、惹かれた。
「それ、欲しいです!」
「では、あなたには、タダでご提供いたしましょう。」
「え!?いいんですか?」
「はい。あなたなら大切にしてくれそうですし・・・。」
「ありがとうございます!!」
店を出ようとした時、店員さんは、「それは、あなたの願いを叶えてくれるはずです。」そう言って一礼した。すぐにその意味は分からなかった。今でもよくわかってないけど。
``これ``をもらった時の事を思い出し、私は教室へ戻った。
教室に戻ると、すでに桜宮さんは教室に戻っており、私のお弁当箱が机の上に乗っていた。桜宮さんが置いてくれたんだろう。よし!放課後にどうして``これ``を知っているか聞いてみよう
~放課後~
聞きに行こうと席を立とうとすると、桜宮さんから来てくれた。
「私と一緒にちょっと来てくれない?」
「うん。いいよ。」
付いていくと、中庭に着いた。お昼と同じ場所に座り、まわりに誰もいないのを確認すると桜宮さんは話し始めた。
「そのキーホルダーについて、あなたはどれくらい知っているの?」
「・・・そういえば何も知らない。」
「そう。あなたは、キーホルダーの事を知りたい?」
「うん。知りたい。」
「そのキーホルダーは、書いてある漢字に関する願いだけを叶えられる。たとえば漢字が、「盗」だったら、それが欲しいと思えば誰にもばれずに盗むことができる、とかね。いろいろあるのよ。」
「じゃあ私は、「忘」だから忘れるってこと?」
「えぇ、そうなるわね。後、色も関係あるわ。赤だと自分に、青だと他人に、黄色だと人以外のものに影響を及ぼす。あなたの持っている色は何色?」
「赤色だよ。」
「なら、あなた自身が何かを忘れてるのね。自分の都合の悪い事とか。それか、思い出したくないトラウマとか。あなたが忘れているのは、後者の方がいいわね。」
「なんで?」
「トラウマなら、私もできる限りの事は協力して、トラウマを解消できるかもしれないけど、前者だと、罪を背負うようなことを忘れていたりするから。」
「うん。そうだよね。それと桜宮さんは、詳しいけど、なんでそんなに知っているの?」
「私は、あなたみたいな人を救うためにいる存在なの。だから、いやでも知っておかないと救えないしね。」
「そう、なんだ。私はどうやったら記憶を思い出せるのかな。」
「あなた自身が思い出すか、キーホルダーを壊すかのどっちかよ。どっちを選ぶのかはあなた自身が決めることだけど。」
「・・・決めた。今壊すよ。どっちにしろ早く思い出して解決しないと。」
「それもそうね、じゃあこれ、使って。」
手渡しされたのは、はさみだった。私は``それ``の赤い石に向かって突きつけた。石が割れた。頭が少し痛い。
「しばらくしたら思い出すと思うわ。私は、あなたの問題を解決するように努力するわ。」
「うん。ありがとう。」
「じゃあ、私はもう帰るわね。」
「また明日ね。綾野!」
「えぇ。また明日ね。」
綾野と別れ、家に帰り、いつもの時を過ごした。布団に入り、すぐに眠りについた。
そして私は、思い出してしまった。自分が何をやってしまったのかを・・・