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日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2309号☆
2009年9月16日:水曜日発行
編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/kyoushi/index.html
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====★☆INDEX★☆==========================================================
■「知識活用力の育て方」(201) 高橋りう司(東京都)
===================================================◆◇====================
【連載】
■「知識活用力の育て方」(201)
高橋りう司(東京都)
日本未来問題解決プログラム
renraku(アット)fpspjapan.org
◆社会的関心を育てる(8)
「図書委員を活発化して、子どもの読書をさかんにしたい」をテーマとして、
小学生とチーム自由研究を進めています。小学生の歩みは遅いですが、こん
なことがわかるとよいと思っています。
1つは、知識がないと発展しないことです。
自由研究が始まったころ、「図書委員の現状で何が問題か?」と問を出しま
した。
「図書委員はかげがうすい。
仕事がしょぼい。
きもい。
くらい。
入りにくい。
中が見えない」と書いた生徒がいましたが、生徒は知識不足に気がついてい
ません。
地域の親子に呼びかけて「読書に目覚める読書ゲーム」に参加してもらうと
いう計画ですから、参加の呼びかけのレターを作ろうとしています。また、
地域の親子の集客の方法を考えなければなりません。いろんな課題があって、
「知識」を意識するようになっています。
自由研究でもう一つ、実行ということを分かってもらいたいです。子どもは
「勉強」や枠組みがあること(野球をするなど)は得意ですが、実行という
のは、感じがわかりません。
地域の「読書に目覚める読書ゲーム」に少し慣れてから、地域の小学校の図
書委員の仕組みに乗って、「読書に目覚める読書ゲーム」をやっていくとい
う計画があります。
*目覚めプログラムは、「恐竜の大冒険-マジックツリーハウスのシリーズ」
をテキストにしたものを試作してあります。
プロジェクトメンバーの小6の2名が、小学校の委員会担当ルールによって、
9月に図書委員の役から外れます。図書委員の役を使って、自分たちのプロ
グラムを実施しようと思っていたので困りました。
日頃から感じていることですが、子はすぐに、「無理だ、だめだ」と言いま
す。評論家のようなところがあります。FPSP教室のもっとも大事なこと
は、「無理だ」と言わないで、アイデアを創造することだよと、子どもたち
のけつをひっぱたいています。
子の無理を打ち破るために、子には、問いができていないから答えが出てこ
ないのだとアドバイスします。アイデア創成のための問いを作るように言い
ます。
「図書委員の2名が役から外れてしまうので、どうやって新しく図書委員を
入れるか」と問いの設定をするので、「2名が外れてしまうので、読書目覚
めプログラムを○○小学校で開催するために、どのような行動をとったら良
いか?」の問いに変えたらアイデアが出やすいかもしれないよと。
やり直すと、
1.5年生の女子メンバーが図書委員にもぐり込む
2.校長にお願いして読書プログラム実施の許可を得る
3.他の応援してくれそうな先生に相談する
4.手を貸してくれそうな6年生の友にお願いして、図書委員になってもら
い、当初からのプログラムを実施する
5.メンバーの1人のおばあさんが小学校の読み聞かせ等ボランティアなの
で、おばあさんの協力を得て、当初からのプログラムを実施する、の5
案が出ました。
さっきまで、無理を連発していた子が、少しやり方があるのではないかと思
うようになります。「知識・実行」という、本当の知識活用のコアが少しず
つ分かるかなと思っています。
==============================================================================
===編集日記===
皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2309号の発行です。
今回の高橋りう司さんの「社会的関心を育てる」を拝読して思うことがあります。
確かに50年前とは異なるが、「図書文化」「読者文化」が育っていない気がします。
勿論、地域によっては或いは学校や家庭によってはすばらしい図書・読書文化が育
っていますが、極一部のもののような気がします。「知的なもの」に対しての理解
が乏しいのだと思います。こうやって批判的に述べることは容易いですが、実践は
難しい。私の知るところでは、「大村はま」さんの実践が印象深いですね。が、い
つも思うのですが、この世に生を受けて「本を読む楽しみ」を知った人間とそうで
ない人間、かなり違ったものになりますね。ゆったりとした時間の流れの中で珈琲
を啜りながらゆったりとページを捲る。至福の時なのです。
==============================================================================
皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
sukaji@po.synapse.ne.jp
梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp
【発行部数1287名】
◎バックナンバー
http://archive.mag2.com/0000027395/index.html
☆日刊「中高MM」の登録と解除
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全文、または一部の記事の無断転載および再配布を禁じます。
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高橋りう司(東京都)
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「図書委員を活発化して、子どもの読書をさかんにしたい」をテーマとして、
小学生とチーム自由研究を進めています。小学生の歩みは遅いですが、こん
なことがわかるとよいと思っています。
1つは、知識がないと発展しないことです。
自由研究が始まったころ、「図書委員の現状で何が問題か?」と問を出しま
した。
「図書委員はかげがうすい。
仕事がしょぼい。
きもい。
くらい。
入りにくい。
中が見えない」と書いた生徒がいましたが、生徒は知識不足に気がついてい
ません。
地域の親子に呼びかけて「読書に目覚める読書ゲーム」に参加してもらうと
いう計画ですから、参加の呼びかけのレターを作ろうとしています。また、
地域の親子の集客の方法を考えなければなりません。いろんな課題があって、
「知識」を意識するようになっています。
自由研究でもう一つ、実行ということを分かってもらいたいです。子どもは
「勉強」や枠組みがあること(野球をするなど)は得意ですが、実行という
のは、感じがわかりません。
地域の「読書に目覚める読書ゲーム」に少し慣れてから、地域の小学校の図
書委員の仕組みに乗って、「読書に目覚める読書ゲーム」をやっていくとい
う計画があります。
*目覚めプログラムは、「恐竜の大冒険-マジックツリーハウスのシリーズ」
をテキストにしたものを試作してあります。
プロジェクトメンバーの小6の2名が、小学校の委員会担当ルールによって、
9月に図書委員の役から外れます。図書委員の役を使って、自分たちのプロ
グラムを実施しようと思っていたので困りました。
日頃から感じていることですが、子はすぐに、「無理だ、だめだ」と言いま
す。評論家のようなところがあります。FPSP教室のもっとも大事なこと
は、「無理だ」と言わないで、アイデアを創造することだよと、子どもたち
のけつをひっぱたいています。
子の無理を打ち破るために、子には、問いができていないから答えが出てこ
ないのだとアドバイスします。アイデア創成のための問いを作るように言い
ます。
「図書委員の2名が役から外れてしまうので、どうやって新しく図書委員を
入れるか」と問いの設定をするので、「2名が外れてしまうので、読書目覚
めプログラムを○○小学校で開催するために、どのような行動をとったら良
いか?」の問いに変えたらアイデアが出やすいかもしれないよと。
やり直すと、
1.5年生の女子メンバーが図書委員にもぐり込む
2.校長にお願いして読書プログラム実施の許可を得る
3.他の応援してくれそうな先生に相談する
4.手を貸してくれそうな6年生の友にお願いして、図書委員になってもら
い、当初からのプログラムを実施する
5.メンバーの1人のおばあさんが小学校の読み聞かせ等ボランティアなの
で、おばあさんの協力を得て、当初からのプログラムを実施する、の5
案が出ました。
さっきまで、無理を連発していた子が、少しやり方があるのではないかと思
うようになります。「知識・実行」という、本当の知識活用のコアが少しず
つ分かるかなと思っています。
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今回の高橋りう司さんの「社会的関心を育てる」を拝読して思うことがあります。
確かに50年前とは異なるが、「図書文化」「読者文化」が育っていない気がします。
勿論、地域によっては或いは学校や家庭によってはすばらしい図書・読書文化が育
っていますが、極一部のもののような気がします。「知的なもの」に対しての理解
が乏しいのだと思います。こうやって批判的に述べることは容易いですが、実践は
難しい。私の知るところでは、「大村はま」さんの実践が印象深いですね。が、い
つも思うのですが、この世に生を受けて「本を読む楽しみ」を知った人間とそうで
ない人間、かなり違ったものになりますね。ゆったりとした時間の流れの中で珈琲
を啜りながらゆったりとページを捲る。至福の時なのです。
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