≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪
日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2310号☆
2009年9月17日:木曜日発行
編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/kyoushi/index.html
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
====★☆INDEX★☆==========================================================
■「ITのお世話の日記」(20)山之上 卓(鹿児島県)
===================================================◆◇====================
【連載】
■「ITのお世話の日記」(20)
山之上卓(鹿児島県)
yamanoue@cc.kagoshima-u.ac.jp
★作るべきか作らざるべきか(その19)★
半年間ご無沙汰していました。皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
私は、大半は自分から招いてしまったものではあるのですが、雑用の
山の中に埋もれていました。今も雑用の山の中にいます。雑用の山の
中にいるのに、なんで日記が書けるの?という矛盾にはとりあえず目
をつぶっていただければ幸いです。
4月から「鹿児島はひとつのキャンパス」というプロジェクトに関わ
っています。
http://renkeiweb.kuas.kagoshima-u.ac.jp/
現在、このプロジェクトのICT 活用推進委員会というところで、プロ
ジェクト参加組織で利用するICT 技術の推進のお手伝いや、保守管理
や、各種調整などをやっています。
このプロジェクトでは、最近各地の大学等で良く使われている
e-learningシステム「Moodle」が使われています。
以前から Moodle というのがあることは知っていました。また、ある
研究会では Moodle を使った意見交換もされていて、それも使ってい
ました。しかしながら、授業で Moodle を使ったことはなかったので、
4月からいきなりこういう世界に入って大丈夫かいな?と心配してい
たのですが、実際に自分の授業で使ってみると、けっこううまく行き
ました。
私の moodle 使い方は、パソコン教室でおこなわれる授業について、
授業中に、事前に Moodle 上で作成しておいた教材をweb ブラウザで
学生に見てもらいながら授業を行い、Moodle上(webブラウザ上)で共
同作業を行わせる、というように使いました。昨年まで Wiki で作っ
ていた教材があるので、Moodle にそれを貼り付けて追加修正を行え
ば、Moodle 用の教材ができました。共同作業も Wiki でやっていた
のですが、以前は同時に共同作業をさせると自分の部屋にあるサーバ
がゼーゼー言って止まっていましたが、このプロジェクトで使われて
いるサーバは性能が高いので、問題なくできました。
3月にこのメルマガで宣伝させてもらっていた netdraw について、
8月に開催されたSSS2009(情報処理学会コンピュータと教育研究会
主催) で発表したところ、奨励賞を頂きました。自分の単独の名前
でいただいた賞は大人になってから初めてではないかと思うので、
とてもうれしいです。
netdraw はいろいろ改良すべき点があるのですが、先に書いたとお
り今雑用の山の中に埋もれています。netdraw のページからソース
プログラムがある場所へも辿れるので、どなたか改良してもらえる
と嬉しいです。
同じく8月には、10年前に出願していた特許が査定されたとの連
絡が入りました。査定とは特許庁が、出願された発明を拒否しなか
った、ということだそうで、所定の費用を納入した後、正式な特許
として登録されます。生まれて初めての特許でとても嬉しいです。
問題は、この発明の実現でして、10年以上前からコツコツと実現
に向けて努力しているつもりなのですが、雑用の山の中に埋もれて
いてなかなか進みません。なお、この特許は「テレポーテーション」
に関するものです。これは、あくまでも我々がそう言っているだけ
で、大半の人はこんなの、テレポーテーションではないと言ってい
ますが、人によっては、すごく面白い、と言っていただいています。
どなたか実現のための資金協力を検討していただけると幸いです。
9月初旬にはETロボコンの九州大会が開催されました。ETロボコン
とは、「組込システム」の開発技術を日本全国で向上させることを
目的として開催されているコンテストです。組込システムとは、携
帯電話や家電製品や自動車など、最近、あらゆる機器や装置に「組
込まれている」コンピュータシステムのことです。
ETロボコンはレゴで作られたロボットにライントレースさせ、その
性能とソフトウェアの開発技術を総合的に評価するものです。ただ
単なるライントレースではなく、途中にいろいろな得点ポイントが
あり、その得点を得るためには、高度なソフトウェア開発技術が必
要になります。
鹿児島からは4チームが参加し、そのうちの1チームが総合5位と
なって全国大会出場を決めました。鹿児島から全国大会出場チーム
が出て、とても嬉しいです。私の研究室のチームも出場したのです
が、とりあえず、「完走」を目標としていてそれは達成できました。
途中の得点ポイントには全く手をつけられませんでした。
先週、北海道大学で、日韓情報倫理セミナー2009 という催し物が
開催されたので出席しました。日本語と韓国語間の同時通訳をボ
ランティアの先生方がされて、大変だったと思いますが、面白か
ったです。
10月には久しぶりに海外出張に行きます。以前、この場で紹介さ
せてもらったかもしれませんが、SOLAR-CATS と名付けた授業支
援システムについて発表します。SOLAR-CATS は自分の授業でも
実際に使っています。
今年になって、教師側端末の動画(パラパラ漫画程度の動きです
が)も学生端末側で表示できるようになりました。上で紹介した、
Moodle を使った授業でも、教員(私)の端末の画面を学生の目
の前で見せたり、Excel の使い方を、その動きも含めて学生に見
せたりしています。共同作業もできます。自分自身は重宝してい
るのですが、ひとりよがりになっているようで、なかなか他の先
生方に使っていただけません。今度の発表はコンピュータに関す
る世界的な学会 ACM の研究会での発表なので、宣伝になるかな?
と思っています。
(続く)
山之上 卓
鹿児島大学学術情報基盤センター 情報メディア基盤部門 教授
情報セキュリティ対策支援室
yamanoue@cc.kagoshima-u.ac.jp
http://yama-linux.cc.kagoshima-u.ac.jp/~yamanoue
+81-99-285-7187
==============================================================================
===編集日記===
皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2310号の発行です。
遅くなりましたが、山之上卓先生の「SSS2009(情報処理学会コンピュータ
と教育研究会)」の奨励賞受賞お喜び申し上げます。今回もご紹介のSOLAR-CATS
も実際に試用いただければ幸いです。山之上卓先生へメールまた電話でもご連絡
OKですよ。私の仲介も大丈夫です。ご連絡ください。
==============================================================================
皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
sukaji@po.synapse.ne.jp
梶原末廣【インターネット編集長】
======◆◇====================================================================
日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第2310号☆
2009年9月17日:木曜日発行
編集・発行 梶原末廣 sukaji@po.synapse.ne.jp
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/kyoushi/index.html
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
====★☆INDEX★☆==========================================================
■「ITのお世話の日記」(20)山之上 卓(鹿児島県)
===================================================◆◇====================
【連載】
■「ITのお世話の日記」(20)
山之上卓(鹿児島県)
yamanoue@cc.kagoshima-u.ac.jp
★作るべきか作らざるべきか(その19)★
半年間ご無沙汰していました。皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
私は、大半は自分から招いてしまったものではあるのですが、雑用の
山の中に埋もれていました。今も雑用の山の中にいます。雑用の山の
中にいるのに、なんで日記が書けるの?という矛盾にはとりあえず目
をつぶっていただければ幸いです。
4月から「鹿児島はひとつのキャンパス」というプロジェクトに関わ
っています。
http://renkeiweb.kuas.kagoshima-u.ac.jp/
現在、このプロジェクトのICT 活用推進委員会というところで、プロ
ジェクト参加組織で利用するICT 技術の推進のお手伝いや、保守管理
や、各種調整などをやっています。
このプロジェクトでは、最近各地の大学等で良く使われている
e-learningシステム「Moodle」が使われています。
以前から Moodle というのがあることは知っていました。また、ある
研究会では Moodle を使った意見交換もされていて、それも使ってい
ました。しかしながら、授業で Moodle を使ったことはなかったので、
4月からいきなりこういう世界に入って大丈夫かいな?と心配してい
たのですが、実際に自分の授業で使ってみると、けっこううまく行き
ました。
私の moodle 使い方は、パソコン教室でおこなわれる授業について、
授業中に、事前に Moodle 上で作成しておいた教材をweb ブラウザで
学生に見てもらいながら授業を行い、Moodle上(webブラウザ上)で共
同作業を行わせる、というように使いました。昨年まで Wiki で作っ
ていた教材があるので、Moodle にそれを貼り付けて追加修正を行え
ば、Moodle 用の教材ができました。共同作業も Wiki でやっていた
のですが、以前は同時に共同作業をさせると自分の部屋にあるサーバ
がゼーゼー言って止まっていましたが、このプロジェクトで使われて
いるサーバは性能が高いので、問題なくできました。
3月にこのメルマガで宣伝させてもらっていた netdraw について、
8月に開催されたSSS2009(情報処理学会コンピュータと教育研究会
主催) で発表したところ、奨励賞を頂きました。自分の単独の名前
でいただいた賞は大人になってから初めてではないかと思うので、
とてもうれしいです。
netdraw はいろいろ改良すべき点があるのですが、先に書いたとお
り今雑用の山の中に埋もれています。netdraw のページからソース
プログラムがある場所へも辿れるので、どなたか改良してもらえる
と嬉しいです。
同じく8月には、10年前に出願していた特許が査定されたとの連
絡が入りました。査定とは特許庁が、出願された発明を拒否しなか
った、ということだそうで、所定の費用を納入した後、正式な特許
として登録されます。生まれて初めての特許でとても嬉しいです。
問題は、この発明の実現でして、10年以上前からコツコツと実現
に向けて努力しているつもりなのですが、雑用の山の中に埋もれて
いてなかなか進みません。なお、この特許は「テレポーテーション」
に関するものです。これは、あくまでも我々がそう言っているだけ
で、大半の人はこんなの、テレポーテーションではないと言ってい
ますが、人によっては、すごく面白い、と言っていただいています。
どなたか実現のための資金協力を検討していただけると幸いです。
9月初旬にはETロボコンの九州大会が開催されました。ETロボコン
とは、「組込システム」の開発技術を日本全国で向上させることを
目的として開催されているコンテストです。組込システムとは、携
帯電話や家電製品や自動車など、最近、あらゆる機器や装置に「組
込まれている」コンピュータシステムのことです。
ETロボコンはレゴで作られたロボットにライントレースさせ、その
性能とソフトウェアの開発技術を総合的に評価するものです。ただ
単なるライントレースではなく、途中にいろいろな得点ポイントが
あり、その得点を得るためには、高度なソフトウェア開発技術が必
要になります。
鹿児島からは4チームが参加し、そのうちの1チームが総合5位と
なって全国大会出場を決めました。鹿児島から全国大会出場チーム
が出て、とても嬉しいです。私の研究室のチームも出場したのです
が、とりあえず、「完走」を目標としていてそれは達成できました。
途中の得点ポイントには全く手をつけられませんでした。
先週、北海道大学で、日韓情報倫理セミナー2009 という催し物が
開催されたので出席しました。日本語と韓国語間の同時通訳をボ
ランティアの先生方がされて、大変だったと思いますが、面白か
ったです。
10月には久しぶりに海外出張に行きます。以前、この場で紹介さ
せてもらったかもしれませんが、SOLAR-CATS と名付けた授業支
援システムについて発表します。SOLAR-CATS は自分の授業でも
実際に使っています。
今年になって、教師側端末の動画(パラパラ漫画程度の動きです
が)も学生端末側で表示できるようになりました。上で紹介した、
Moodle を使った授業でも、教員(私)の端末の画面を学生の目
の前で見せたり、Excel の使い方を、その動きも含めて学生に見
せたりしています。共同作業もできます。自分自身は重宝してい
るのですが、ひとりよがりになっているようで、なかなか他の先
生方に使っていただけません。今度の発表はコンピュータに関す
る世界的な学会 ACM の研究会での発表なので、宣伝になるかな?
と思っています。
(続く)
山之上 卓
鹿児島大学学術情報基盤センター 情報メディア基盤部門 教授
情報セキュリティ対策支援室
yamanoue@cc.kagoshima-u.ac.jp
http://yama-linux.cc.kagoshima-u.ac.jp/~yamanoue
+81-99-285-7187
==============================================================================
===編集日記===
皆様に支えられて「日刊・中高MM」第2310号の発行です。
遅くなりましたが、山之上卓先生の「SSS2009(情報処理学会コンピュータ
と教育研究会)」の奨励賞受賞お喜び申し上げます。今回もご紹介のSOLAR-CATS
も実際に試用いただければ幸いです。山之上卓先生へメールまた電話でもご連絡
OKですよ。私の仲介も大丈夫です。ご連絡ください。
==============================================================================
皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
sukaji@po.synapse.ne.jp
梶原末廣【インターネット編集長】
======◆◇====================================================================