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枇杷は甘いかスッパイか

遠く離れた地に住む母。その介護の喜怒哀楽。

今日、げんきでに施設から帰ってきた。
いつもの通り、施設の人を歓待しようとする。
「お茶ば出してやらんね!」
と毎度ながらアサコはのたまう。
ヨシトは別の話をしてはぐらかそうとするが、これがなかなかうまくいかない。
特に今日はしぶとかった。
 
夕食を、
これでもか!
というくらいたくさん食べた。
そして今日は、
これでもか!
というぐらい、頭がハッキリしていた。
会話がきちんと成り立つので、ヨシトはびっくり!
故郷島の『はっだみ』が倒産したことを覚えていた。
今、長崎県○○市××に住んでいることを理解していた。
トイレでの用足しも一人でできて、
「子供にこげん世話になるなんて、情けなかと。」
とアサコに言われて、ヨシトはまたまたびっくり。
 
 
今日は、記憶がハッキリしている時間が長かったが、寝る時には、また混乱してしまったようだ。
「ここはどっか?」
「誰かおっとか?」
という声が聞こえてきた。
起きて満足に歩けない足で廊下に出ていて、ヨシトは驚愕!
それも2回も!
これは徘徊か!?
 
1日の中でも、記憶が混乱する時間があるのだろうか。
 
2018年7月、サダマツの墓参りの帰りにカステラ屋へ