枇杷は甘いかスッパイか -11ページ目

枇杷は甘いかスッパイか

遠く離れた地に住む母。その介護の喜怒哀楽。

大容量型の紙パンツから漏れてはいないが、お尻の下に敷いているバスタオルが湿っていた。
アサコは、ご飯を朝昼夕とよく食べた。
今日は何回トイレに連れて行ったのだろう。
それでも夕方に紙パンツを交換した。
それも満タン状態。
 
「車でどっかに行こばい。」
とアサコが言った。
「いいよ、行こう行こう!」
とヨシトが喜んで答えると、アサコはしばらく考えてから
「しかぶるっさ。」
と諦めたように言った。
車に乗っている時にオシ○コを漏らすだろうことをしっかり理解している。
すごい!
 
 
と思ったら、すぐに脳力不足状態に戻った。(T_T)
 
茶箪笥の広告を、アサコは読んで、
「ここは故郷島ではない。」
と言いながら、
「宮の浜はどうなっとっとか?」
と聞く。
ヨシトが適当にはぐらかしても、何度も何度もしつこく聞いてくる。
さすがのヨシトも、この日も大噴火!
(仕方がないよな・・・。)
 
紙パンツに付けられているパッドの接着部分のガムテープを、アサコは度々剥がそうとする。
好奇心旺盛。前にやったことを覚えていないから、何度も繰り返す。
「紙パンツには、アサコのしかぶりがいっぱい」
とヨシトが冗談を言うと、アサコは
「肥料になるっさ。売りに行こばい。」
と切り返す。
いやはや、ウ○コ、オシ○コは肥料になる、という故郷島でのことを覚えているのは素晴らしい。
 
ベッドに入ってもメガネをかけたままだと、テレビをかなり見ている。
興味があるのだろうか。
もう少し、ベッドに横になっていても、テレビが見られるようにしておこう。
 
今日1日は、好調不調の繰り返し。
感じただけで5回(好調→不調→好調→不調→好調)。
結構珍しい。
申し訳ないが、アサコが寝てくれるとヨシトはホッとする。
2018年12月、アサコと孫二人