オッパは私からの信頼を失いました。 | きちばのブログ~ハイスペック韓国男子の彼女になって別れた話~


ミノが両親に会う約束の土曜日...
の4日前の水曜日

夜お風呂に入っていると
ミノからカトクが来ました。
通知を見た途端、心臓がドクンとしました。

「俺、やっぱきちばの両親に会えない。」




え?

急に何を言っているの?



「何かあった?」

そう送ると、
すぐに返信が来ました。

「今日、お母さんに彼女の両親に会うって言ったんだ。そしたら、"両親に挨拶だなんてそんなの結婚する時にすることだ。お前一体何考えてるんだ。"ってすごく怒られたんだ。」




「え?だって今回は単に紹介して一緒にご飯食べるだけだよ?そういう目的じゃないってこと説明した?」


「いや、でも韓国では両親に紹介するって結婚の挨拶の時しかしないから。」



いやいやいや

そんなことねーだろ。


「親にそう言われたから、俺は行けない。」

「でもこの日のためにかなりうちの親は予定調整してるんだよ。お店も予約してあるし...」

「ごめん。でも無理。」

「オッパ東京にあまり知り合いいないでしょ?何かあった時のために、私以外の大人の知り合いがいた方がいいと思うんだけど...そのための紹介でもあるんだよ」




「あのさぁ...しつこい。もうこの話やめて。



ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン




この時は
怒りと
悲しさと
この日のために色々手間をかけた両親への申し訳なさでいっぱい。



「しつこい」と言われたので

「じゃあ親にはうまく伝えとく...」
と言って、電話を切りました。


さて、どうやって親に言おう。

「忙しくなったみたいでー」や
「具合悪くてー」じゃ、

「じゃあまた予定が合う日に」ってなるに決まってる。

でもミノくんは、
結婚するまで挨拶来ないつもりなんでしょ?真顔

これもう
うまく伝えるなんてムリじゃね?真顔
ってことで

親には正直に伝えました。


すると母

「それが彼の言う通り文化の違いだったとしよう。でもね、こっちの両親はどうなるの?どんな人と付き合ってるか心配しているあんたの両親のことは、まるきり無視しているよね。結婚するまでどんな人と付き合っているかわからないだなんて、とても失礼だよね」

と、冷静かつ淡々にしっかり腹を立てておられました。

父は一言

「なんじゃそりゃ」

その後無言。


これは相当怒っているぞ。


「結婚まで挨拶に来ない」
つまりその時まで親はどんなやつと付き合ってるか心配しつづけなきゃいけないなんてありえない。


というかそもそも今回の挨拶に「結婚」という要素は一切ないわけで、
1番大きな目的は
普段悲惨な食生活おくってるミノが少しでも美味しいものを食べれるようにだったのに。

その思いで父も母も準備してたのに。



私の中で、
ミノへの信頼が
初めて崩れ始めました。


そしてもちろん
うちの親からの信頼も失ったのです。