ついについに、、
最終回や〜〜〜😭😭😭
毎週水曜日の楽しみが終わってしまった🥺
最後はもちろん、紫の上。
晩年(って言っても30歳前後)の紫の上は、光源氏が女三の宮という位の高い(帝の娘)正妻を取ることに対して寂しい気持ちを抱えたまま
嫉妬することもできず苦しむ様子が原文に表れている…
あまりに位の高い相手に対しては、嫉妬する方が恥ずかしい、みっともないことだと先生は説明されていたけど、
歳もあると思うなあ〜
今までも明石の君とかほかの女君に嫉妬の気持ちを隠さずに出していた紫の上だから、
何も思わず受け入れるなんてことはないはず。
光源氏もいい年になってこれから二人で静かに仲良くできるかと思った矢先の、自分より歳が半分も若くて帝の娘である女三の宮が現れたら…
もう私なんて…と気持ちが塞いでしまうだろうなあ
先のことを心配する原文も紹介されたけど、本当にこの先報われることあるかな…ないよな…と絶望してしまっても不思議じゃない😭
幼すぎる女三の宮に愛想を尽かしている光源氏だけど、今はそうでも14,5歳の女三の宮はこれから美しくなっていくというのに30歳の自分は老いていくばかり………
絶望よね、、
そして、危篤になった紫の上はついにもののけに憑かれて(しかもその正体はまたもや六条御息所😂😂😂)養女である明石の中宮に手を取られて亡くなる…🥺
最後に看取るのが光源氏ではなく、大切に育てた娘の明石の中宮だったこと。
これはいろんな解釈ありそうだけど、それが紫の上にとって一番嬉しい最期だったから、と考えるのがナチュラルかな。
自分を愛して大切にはしてくれたけど、他の女もたくさんいたし、結局は光源氏の中で自分が完璧に一番ではなかったことを知っているから、もし光源氏に看取られるとしたら「あなたはこの先、また愛する人と暮らしていくのでしょうね」という気持ちが、紫の上の最期の感情になってしまう。
でも大切に育てた、本物の娘のような明石の中宮に手を取られて看取られるとしたら、きっと「あなたを育てることができてよかった」という気持ちで静かに亡くなることができると考えたのかなって。
生涯通して光源氏に愛された紫の上だったけど、彼女が望んでいたけど手に入れることの出来なかった「自分の子どもを産み育てること」への、紫式部なりの心遣いというか…なんていうんだろ。
きっと愛情がふらふらしていた光源氏よりも、たったひとりの娘に看取られたいだろうと思ったのかな〜なんて🥺
もしこれが一途に自分だけを大切にしてくれた男気のある夫であれば、もちろん死に際は隣にいてほしいと思うだろうけどねっ😔なんて
はあ〜なんだか切ない。
4/8に角田光代訳本5巻が発売予定なので!!!
早く買いたいよ〜〜😆😆😆💕
ところで趣味どきっ!が全部録画されちゃうんだけど、読書の森?みたいなほうのやつで大学の教授出てた🤣🤣🤣
習ったのはもう10年前だけどあんまり変わってなかった😂60代か70代くらいなんだろうか。
お元気そうでなにより😂
いい番組だなあ、しかし🥺