お月様がついてくる | セオ・ハミルトンの弱いブログ

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お手やわらかにお願いします

夜道を歩いていて

お月様がついて来るのは

なぜなのか。

 

そして

大人になると

そんな風に見えなくなるのはなぜなのか。

 

 

 

 

お月様以外の

電信柱や煙突といった

高いところにあるものは

 

しばらく歩くと

どんどん見上げる角度が低くなり

歩いた分だけ遠ざかった実感がわく。

 

 

お月様は

見た目の印象より

実は何億倍も遠くにあるので

2kmや4km歩いても

見上げる角度が変わらない。

 

そうして

いつまでも引き離せないので

ついて来るように見える。

 

 

 

大人は

月がすごく遠くにあるものだと知っているし

人を目がけて位置を変えたりしないのも知っているので

あんまり

追いかけられているようには見えなくなってくる。

 

 

 

 

この

間違えを起こす原因が

「とてつもない距離」であることを

 

間違っている人も間違っていない人も

はっきり認識できていないまま

 

ちがう論点で説き伏せようとしている状態って

どこかで見たことがある。