4月22日(月)

今年の春は雨が多い。

特に20日前後は、二十四節気「穀雨」の頃で仕方ないのかもしれない。
庭の薔薇が緑豊かになり、蕾がついて花開き始めるこの時期は、多少の嫌なことは忘れられる。



薔薇 ジャクリーヌデュプレ




今日は夫の病院ドライブの日。

雨降るだけでなく、高速道路は霧まで出てヒヤヒヤした。
7時40分出発で、病院の検査受付に8時40分には到着したので、まずまずの滑り出しだ。

今日は前立腺癌の診察ではなく

腎臓、心臓の検査診察の予約。

その前に、採血、採尿、心電図、心臓エコー、心臓レントゲンと検査が目白押しだ。
しかし、月曜日の割には、患者数はさほどでも無かった。

と思ったが、そうは問屋は下ろさない。
検査を1時間で終えて、9時半に腎臓内科診察、10時半に心臓内科診察のはずが、

超音波検査で50分待ち
エコー室に入ったのが9時40分、10時半になっても夫は出てこない。

そう言えば、途中バタバタと何人かのナースや検査技師の方が出入りしていたけれど、まさか何かあったの〜⁇ と不安になり、私は受付へ向かった。
「〇〇の家の者ですが、名前呼ばれ入室して、かれこれ1時間なんですけど…

いつもは20分ほどで終わるのに、何かありましたか⁇」


「えっ⁈ 直ぐに確認いたします!」と受付の方が慌てているうちに、ようやく出て参りました!うちのダンナさん。

「すみません、無事でした!」


もう時計は11時!

レントゲン検査を残したまま、

9時30分診察予定だった腎臓内科診察室へと急いだ。

いつもは待たされる患者が

医者を待たせるという逆転劇!

「お待たせしてすみません!」

と言いながら入室した。


かくかくしかじか〜と説明すると

「あゝ〜 彼は技師ではなく医者で、

この春現場に入った研修医なんです。

初めてで戸惑うことが多いんでしょう。

時間がかかり申し訳ない」

と中堅ドクターが代弁された。


あぁ〜医者の業界も、フレッシュマンの季節なのか!と妙に納得して、微笑ましい気持ちになった。頑張って!新米ドクターさん♪


何年前だろう?

妻夫木聡くんが新米ドクターになるTVドラマ「ブラックジャックによろしく」

をよく見ていたのを懐かしく思い出した。




腎臓診察の後、診て頂いた心臓内科医も、どうやらフレッシュドクターの空気を感じた。(前の担当医師は転勤とか…)

しかし、とても好感度は高かった。

どうぞ宜しく頼みます♪




腎臓も心臓も、検査結果に大きく変わりはなく、今日はまずまず良好な1日だ。

夫の機嫌も良好で、帰りに鰹のたたきを買って晩酌の準備をした。