*3月12日、術後5日め
下着とパジャマ、果物などを届けるため、雨の中病院ドライブ中、電話が鳴った。
えっ!LINEじゃなくて電話⁇
「ちょっと大変なことになったんで、今日は面会は無理や」
小声でボソボソ喋る夫。
どうもベッドの中から、こっそり話しているようだ。
(4人部屋の病室なので、電話通話は禁止)
ドクター、ナースが飛んできてベッドへ戻され処置が為された様だ。血圧が50くらいに下がり、一体どうした?と皆が慌てた。
ここからは尾籠な話になるので、お食事前後の方はお読みにならない方が…
アブラハムダービー
実は、手術前に下剤を飲みお腹を空っぽにするのは通常のことだか、
特に前立腺の手術だから当然である。
ところが、あまり効かなかったらしい。
更に、術後4日間一度もお通じの無かった夫は、昨夜、下剤を投与された。
翌朝の朝食後、薬が効き始め、先ずは硬い便が苦難の末ようやく出た。それから数時間後、今度は普通の便が出て、やれやれの気分。
これでスッキリの気分だったそうな〜
ところが甘かった。
次は昼食後、今度はお腹が少々痛み始め、トイレへ行こうと、廊下に出て歩き始めた途端に気を失って転倒したらしい。
それからベッドに担ぎ込まれ、手当てを受け、酸素マスクまでつけられて、下の方は布パンツから紙パンツに替えられた。
途端、便意を催しナースに訴えると
「そのままパンツの中に出してください!」
えーっ!
と思う間があったかなかったか知らないが、大放出‼️
だったみたい…(泣)…(笑)⁉️
パジャマ、下着や靴下、💩まみれで、全て捨てて頂いて良かったのに、パジャマのズボンはナースがすすいでくださってあった。本当に本当に申し訳ない。
その後、血圧も戻ったそうだが、
ベッドで一日安静状態になった。それで面会出来ない!と言ってきたのだが…
電話を受けて、あたふたと病院到着。
私は平身低頭、ナースステーション前でお詫びを申し上げ、夫の顔色確認をしたい旨を伝えると「車椅子でお連れしましょう」と言ってくださった。
おかげで、オシッコの管に酸素ボンベまで引きずる夫に面会できて、事の顛末を引き出したと言うわけです。
顔色も戻り、そんな尾籠な話をとつとつと喋れるほど元気は出ていて、安心した。
オノリーヌドゥブラバン (オールドローズ)
お父さん、看護師さん達の前で「イケオジぶる」ことはもう無理ね!
残りの入院生活、どうぞお気楽に〜
こんな話を、私がブログでご披露したなんてことがわかったら、また夫は気を失ってしまうかもしれません。
どうぞご内密に…
追記
それにしても、介護も看護も下のお世話になると、四の五の言っておられない。
私も、介護中、母の下の始末は、自分の母だ仕方ないと世話をしたが、果たして夫の始末をできるだろうか?と自問してしまった。
若い綺麗な看護師さんがお世話してくださったと思うと、仕事とは言え医療に携わるのは半端ではない。医療だけではなく老人介護もしかり。
ドクターは高所得を得ておられるのだろうが、どうぞナースにも介護ヘルパーさんにも、行政はご配慮頂きたいと切に願う。