立春を過ぎて
ようやく雨も上がり
ここ瀬戸内は久しぶりの晴れ

TVは、昨夜より降り続く雪の東京を大騒ぎで報道しているけれど…
東京は特別区域?
日本の首都だから…ね



写真は、ようやく開いた庭の「有楽椿」  (うらくつばき)

またの名は「太郎冠者」(たろうかじゃ)

 侘助椿の一つ

今年は開くのが遅かった。

これから良いことが増えて行くかしら?







朝日の差す窓辺はガラクタ (近くの海辺で拾った貝殻やsea glass )までもが

キラキラして綺麗に見える。

しかし、ゴミまで目立つ!

年末の大掃除から1ヶ月余り、そろそろ

窓ガラスも拭かなくては泣






昨夜、横浜に暮らす孫息子の中学受験合格の知らせが届いた。第一志望ではないらしいが、何はともあれ、ホッとする嬉しいニュース♪

勉強、勉強‼︎と追い立てられた長い時間がとりあえずは終わった。親子共にお疲れさまでした。

本当に良かった、良かった!



私には息子が二人居る。長男は横浜、次男は東京で暮らしている。それぞれ40を越えるおっさんだが、小、中、高校とも公立で中学受験の経験が無い。

それに、この辺りには私立の小学校はゼロ、県内に私立中学、高校も数えるほどだ。

だから、11歳(3月の末で12才) のいたいけな孫が受験をすると思うだけで可哀想になる。要らぬ挫折感を抱く結果にならなければ良いがと、つい年寄りは要らぬ心配をしてしまう。


孫は春から中学生、通学に電車を利用するのかどうかは知らない。

遠い昔、東京の通勤電車内の朝のラッシュアワーで、大きなランドセル背負って押し潰されそうになっている小学生の姿をたまに見かけた。まだこんなに小さいのに、社会と闘っていた。




ところが、都会では珍しい話ではなく、孫の通う公立小学校でもクラスの半数以上が私立中学を受験するそうだ。

2月は受験シーズンだが、私の頭の中では、受験と言えば、義務教育後の高校、大学受験しか無かったもので、小さいうちから競走の中に放り込むことに何故か抵抗がある。時代も環境も違うのだから仕方ないと言われるとそれまでだが…


中高一貫の私立にどの様なメリットがあるのかも知らない私が、あれこれ語るのも意味が無いのだろうが、婆さんのつぶやきなので悪しからず。


2021年のノーベル物理学賞に輝いた真鍋淑郎博士は我が郷土の誇り、母校の先輩になるのだが、彼の生まれ育った場所は人影まばらな山奥の僻地である。大江健三郎氏もしかり。東大に行くまでは学問をするのに最良の環境では無かったと思う。


どんな環境に居ようとも、才能が花開く時には開く!開かない花はどんなに環境を整えても上手く開かない…

要するに本人次第!というのが自論だ。


と書いたものの、庭の木々や花は土の栄養や日当たりの具合で違いがある。育てる人間が肥料を与え日当たりの良い場所へと移してやると去年の花より今年は大きく綺麗に花開いた〜なんて事もあると言えばある。


何だか書いているうちに、自分の生き方、行き方?に自信がなくなって来た。

もっと突き詰めると、おっさんになってしまった二人の息子のとうに終わってしまった教育も、もっと別の取り組み方があったのかもしれないぞ!と誰かに言われている気がしてきた。そう言えば「子供に最良の教育環境を整えるのが親の勤め」「広い選択肢を与えてやらないと!」と田舎に暮らすこの私に東京の友人から以前言われた事があったわ〜


人生は選択の連続である。

学校、就職、結婚…

喫緊の課題である夫の治療方針もしかり、

その前の病院の選択だってそうだ。


ああ難しい‼︎ 今日はここまで!

また燦々と晴れた日に考え直そう。


「春はあけぼの〜」って、清少納言は春の夜明け前の美しさを語ってるんだったっけ⁈

私は太陽が上り燦々と輝く庭木や窓辺が好きなんだ。私の大好きな歌「愛燦々」をもじって「光燦々」にすれば良かった…

タイトルの選択だって難しい〜っ泣



これは、

何年か前にInstagramに投稿した節分の日の夜明け。

やっぱり夜明け前も美しい〜♡

これも良し、あれも良し‼️