最近よく、人との距離感のこと
考える機会が多いのですが、
そんなときに目に飛び込んできた格言


君子の交わりは淡きこと水のごとし


中国の荘子さんという
思想家さんの言葉がひらめきました。


この意味は、
「聡明な人が人と関わるのは、
水のように淡いものだ。
しかし愚かな人が人と関わる時は、
ベタベタしたがるものだ」


という意味なんです。


私は長年、人との距離感のことで
よく悩みました。


学生時代、高校も大学も女子校だった私は
いつもどこかのグループに属していたけど、
人とやたらに群れてベタベタするのが苦手で


社会人になってから、
マイペースで動けるようになって
学生時代よりすごくラク~と
思ってたんですが、


いつも心の中では、
本当は誰かといつも一緒にいるような、
ベタベタした関係や
群れの中にいたほうがいいのでは?
という不安があったのです。



でも、ここ数年、その必要はないと分かりました。


「君子の交わりは水のごとし」という言葉通り、自分をキチンと持っている人は、やたらに人と群れてベタベタしません。


自分を持っている人は、いつも自分に何が必要か何が必要でないかわかっています。


人と群れてばかりいると、
自分に必要なもの、
不要なものがわからなくなり、
流されやすくなります。


まあ、「私は流されたっていいもん」、
「たくさんの人に囲まれるのが
一番楽しいんだもん」という人は、
それでいいのかもしれません。


私は群れてばかりいるのは苦手ですが、
大事なお友達はちゃんといます。


私の大事なお友達は、
たいがいやっぱり群れずに
マイペースな人たちです。



マイペースなお友達は、
ベタベタ群れなくても、
たまにしか会わなくても
しっかりと本音で深い話ができるので、
私はそういうお友達を
これからも大事にしていこうと思います。