かな入力のススメ | 愚僧日記3

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知外坊真教

 最近、スケジュールの管理は、Googleカレンダーにしているんです。パソコンから入力したり、出先ではiPhoneで確認できたり便利この上ないです。


 時には奥さんがカレンダーもいじれて共有できるので、スケジュールのダブルブッキングという事態がほとんど起きなくなりました。ただ電話がかかってきて、すぐにパソコンが起動できて見られるのならばいいのですけれど、そうはいかない時は、やはり手間取ります。


 で、最近iPadなるものを考えたんです。これだったら奥さんでも大きな文字で読めるかなって思っていたのですが、最終的には断念しました。その理由が、iPadでは、日本語入力がローマ字入力しかないことです。


 私も、実はかな入力です。日本の学校ではほとんどローマ字入力を教えています。ところが、ローマ字入力って、やはり思考を途切れさせるような気がするんですよね。それを伺わせるような誤変換をしている文書を時々目にします。しかもその誤変換には、意図する語句が類推できないような珍変換があったりします。


 ATOKのような頭のいい日本語変換プログラムならば、誤変換や珍変換は警告してくれますけれど、一般に普及している無料の日本語変換プログラムは、そんな親切な機能は見受けられません。


 最近お医者さんに行って、電子カルテの入力をそばで見ていると、イライラします。ホントにお馬鹿な変換をしてばかりで、ハッキリ言って書いた方が早そうなドクターもおられます。これはドクターの責任ではありません。日本語変換がお馬鹿だからです。


 私の知っているプロの物書きは、かな変換が多いですね。今は全く見なくなったオアシス入力なんて日本語入力方式は、かな変換が前提の特殊なキーボードを使っていて、恐ろしいスピード入力を実現していました。ワープロ検定や、入力スピードを競うコンテストは、断然オアシス入力でしたね。昔は・・・


 でも、文書入力専用ならばいいのですが、表や図を入力する汎用性が求められるパソコンでは、もう見かけなくなりました。でも、単純に考えたって、かな入力とローマ字入力ではストローク数だけを取ってみても、かな入力の方が少なくて早いのは当然ですよね。


 そしてローマ字に言葉を変換するというプロセスが思考の間に挟まるのだから、私はかな入力の方が、思考を中断しなくて理にかなっていると思うんですよね。


 でもかな入力は少数派になってしまいました。極めつけがiPadの日本語入力です。もう完全に日本語入力はローマ字入力だけなのです。これではお年寄りは使うなと言っているに等しいです。そして、ストローク数を減らして効率的な入力を追求する電話オペーレーターの「ながら入力」では非効率この上ないです。


 ローマ字入力を推奨する理由として、覚えるキーが少なくてすむと言います。でも、キーそのものの数はローマ字入力だから減るのかと言えば変わらないのです。それにブラインドタッチを誰もがするわけではないのですからね、覚えなくたっていいんですよね。


 私は、考えて文字を打ち込む人ほどかな入力をオススメしますよ。