世知辛い世の中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
浮かれ浮き世の憂さ晴らし
ゆっくりのんびり綴ります。
よろしければお付き合いください。
かごタクシーご所望のルカちゃん
「銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも」
(読み)しろかねも くがねもたまも なにせむに
まされるたから こにしかめやも
(現代語訳)銀も金も、玉とても、何の役に立とう。
すぐれた宝も子に及ぶことなどあろうか。
「万葉集」 山上憶良(やまのうえのおくら)
万葉のころから、親が子を思う気持ちは変わらないですね。
万葉集は、素朴でおおらか、分かりやすい歌が多いような気がします。
当時の自然や風景が頭の中にダイレクトに
イメージされるのが楽しいです。
貴族とかだけでなく、庶民の歌もあり、詠み人知らずも結構あります。
全20巻にわたり、約4500首の和歌が収録されているそうです。
すべての生命が尊重される世界になればとおもいます。
ではまた。