こんにちは!桐川右煌です。
本日のお題は『恨まれる』。
これはとある日の、桐川とスパルタ神様とのやりとりのお話です。
桐川「神様、ちょっと気になることがありましてね。
伺ってもよろしいでしょうか?」
神様「何だね?
つか、オマエ…
さっきの診断結果のことじゃないだろうな?」
桐川「さすがは神様、お見通しですか…
そう、先程の診断結果なのですが
すごく気になってしまって…
そこで、神様に教えて頂きたいのです。
私…
神様「オマエはバカなのか?」
桐川「はははっ
ですよねー!
たかが診断メーカーの結果を真に受けるなんて、バカですよねー!
神様、冗談ですっ
ホント、すみません!」
神様「冗談?何を言っとる?
私がオマエをバカと言ったのは…
【何をして恨まれたのかが本当に解っていない】ことについて、なのだがな。」
桐川「はぁ?
いやいや…
私、誰かに恨まれるようなことはしてませんし。
毎日ごく普通に生活してるだけですけども?」
神様「ああ、わかっている。
オマエが人に対して故意に嫌がらせをしたり、陥れたりしていないことは確かだ。
だがな、オマエに恨みを持つ者は…
実際問題、本当にいるんだよ。
それも、ひとりどころではない。」
桐川「………恐っ
神様、あのぅ…
私、何で恨まれてるんですか?
身に覚えがないので、今度は冗談ではなくて、本当に教えていただきたいのですが…」
神様「いいだろう。
オマエ、占い師だろう?
占い師はな、恨まれるのだ。」
桐川「えっと
私、占い師ですが…
自分では善良な占い師だと思っておりまして…
詐欺とかしないタイプの占い師だと自負しておりますが…」
神様「まぁな。
だがな、良く聴け。
占い師は恨まれるのだよ。」
神様、そう仰いまして、占い師がなぜ恨まれるのか…その理由をいろいろと教えてくださったので、以下にまとめてみました。
●お客様からの逆恨み
鑑定を受けたのに、幸せになれない、上手くいかないので、占い師のせいだと思う。
または厳しいことや反対意見を言われて腹が立ったなど。
●お客様の相手側からの恨み
お客様が鑑定で別れた方が良いと言われて別れた結果、相手側からすると不本意で邪魔されたと思う。
またはお客様にとっては良くなったことが、相手にとっては不都合となったなど。
●同じ占い師からの恨み。
お客様を取られたとか、集客の差に対して腹立たしいと思う。
または活躍への嫉妬など。
…とまぁ、ザッとこんなカンジの恨みなのだそうで。
神様「ちなみに、オマエに向けられた恨みは全てに当てはまっているからな!
それから、オマエを恨んでいる者は相当数いるぞ!」
桐川「神様、何を意気揚々と仰ってるんですか?
相当数って…だいぶヤバイじゃないですか!」
神様「そりゃオマエ、占い師を16年以上もやってりゃ、いろんな人から恨まれて当然だろう?
そういう職業なのだから、オマエ自身は気にしなくて良いのだよ。」
桐川「そ、そうなんですか?
でも人に恨まれるって、よろしくないんじゃ…
それも、相当数って
神様、今からでも私、懺悔した方が良いのですかね?」
神様「懺悔って、何にだよ?
気にしなくて良いと言っているだろう?
よく考えてもみろ。
客の逆恨みも、相手側の恨みも、同業者の恨みも、全部オマエのせいではない。
自分のことは棚に上げて、責める対象がいないから、都合よくオマエがターゲットになっているだけだ。
だからオマエは悪くないのだよ。」
桐川「それなら、少しホッとしました
私が悪いのなら、どうしようかと思いましたが…
てか、この占い師という仕事…
私は良かれと思って懸命にしても、恨みを買ってしまうだなんて…
なんだかとても虚しくなります…」
神様「そうだな。
占い師は恨まれる。
そういう仕事だと、割り切るしかないな。」
桐川「神様…なんだかとっても、人ごとみたいに聞こえますが
でも、仕方がないことですしね…
じゃあ、気分を変えて逆に聞きますけど!
私を慕ってくれている人はいますか?
恨んでる人じゃなくて、例えば…
私のファンとか!」
神様「は?ファンだと?
人の評価を気にする暇があったら、どうすれば人に貢献できる占い師になれるかを考えろ!」
桐川「神様、全然答えになってません!
私は今、ファンがいるかどうかについて聞いてるんです!
ひとりくらいはいるんでしょう?
私を少しでも慕ってくれる誰かが!」
神様「オマエを慕っている者はな、皆オマエの占い師としての仕事ぶりに期待しているのだ。
だが、オマエはただの媒体にすぎない。
だったらオマエのファンは私のファンなのだ。
だいたいだな、オマエにファンなど百年早いわ!」
桐川「でたー!
百年早いわ発言っ
私はですねぇ、ただファンがいるかどうかを聞いただけじゃないですかっ!
恨みを持つ人 < ファン
だったら、アンチよりファンが多くて良かった〜って、安心出来るでしょ?
YouTubeでも低評価より高評価が多いとか、目視化できると参考になるでしょーが!」
神様「オマエはユーチューバーじゃなくて占い師だろ?
人の評価を気にするなと、日頃からあれだけ言ってるのに、まだ御託を並べる気か?」
桐川「神様はそう仰いますがねっ。
私も人間です!
例え少数の人でもいいから慕われたいんです!
懸命に仕事しても恨まれるなんて…
報われないカンジがして、ヤなんですっ!」
神様「占い師は恨みをスルーするに限る…
あっコレ、めっちゃ韻踏んでない?
我ながら、名言だよな」
だだっ子占い師のファン案件、神様完全にスルー状態です…
実は桐川、この件につきましては納得がいかず…
つい先日も同じ質問『ファンはいますか?』を投げかけてみたのですが。(しつこい?)
やはり返答は同じで、「そんなことを考えるくらいなら、自分自身を改めろ」と叱られてしまいました
にしても『人の評価を気にするな』って仰る割には…
何で『恨まれている』ことだけは、ちゃんと伝えてくるんですかね?
コレって…スパルタ神様の嫌がらせ?
桐川、スゴく複雑ですっ