スパルタ神様と だだっ子占い師 〜困難(後編)〜 | 占い師~桐川~おもしろぶろぐ

占い師~桐川~おもしろぶろぐ

大阪長居の占い師 桐川右煌です。
占フィールにて鑑定&占教室をしています。
占術を利用して、より豊かな人生を歩まれますよう
お手伝いさせていただきます。

こんにちは!桐川右煌です。



今回のお話は『困難』の後編です。



イジメに遭い、不登校になってしまった高校3年生の息子さん。
家からは出られない状態ではありましたが、桐川の鑑定を受けてみたいとおっしゃいまして。



電話鑑定ならOKOKとのことで、電話にてお話しすることになりましたウインク



初めて息子さんの声を聞いた時の印象は、声が小さく自信無さげな感じで…



また口数も少なく、余計なことは喋らないので、ほぼ一方的に鑑定で出ていることを、桐川が述べる形となりました。



その中でも特に強調したのは【自分の強さを信じて欲しい】ということ。



今は辛くて自信がなくても、困難を乗り越える強さを持っているので大丈夫です、と何度も繰り返しお伝えしました。
 
 
 
そして鑑定も終盤に差しかかり「最後にご質問はないですか?」と問いかけると…
 
 
 
「もう留年は覚悟しています。
でも、このままでいいのかな…と思います。」
と、細い声で答えました。
 
 

さらに息子さんは続けます。
「もし僕が面談に行ったら、留年は取り消されますか?」
 

 
桐川「お母様、面談に呼び出されているんですよね。
その面談に行ってみようかと?」キョロキョロ
 
 

息子さん「はい。僕、行った方が良いのですかね?」
 
 

そう質問されたので、桐川、神様に聞いてみました。
 
 

神様「何事もな、結果より大切なことがある。
それは【気持ち】だよ。
結果はどうあれ、出来ることはやってみようという、その【気持ち】が何より大切なんだぞ。」ニヤニヤ
 
 

そのように神様がおっしゃるので、桐川は鑑定で出たままを申し上げました。
 
 

「面談に行かれても、きっと留年は取り消されないでしょう。
ですが学校に行くことには、とても大きな意味があります。
たとえ無駄でもやってみようという、その【気持ち】が一番大切なんですよ!」ウインク
 
 

そう言うと、息子さんは「わかりました、有難うございます。」と言って電話を切られました。
 
 

それから数日後…
 

 
再度お母様がお越しくださいまして。
 

 
お母様「桐川さん、先日は有難うございました!
息子ね、桐川さんのお言葉を、全部紙に書き留めていまして…
真剣に鑑定内容を聞けたようです!」おねがい
 

 
そう言って喜ばれていました。
 

 
そしてさらにその続きが。
 
 

お母様「それでですね、あれから二人で学校の面談に行けたんですよ!
残念ながら留年は取り消されませんでしたが…
息子は校長先生からのお言葉を食い入るように聞いていました。
そしたら、校長先生が言ってくださったんです。
『貴方はすごく良い目をしてる』って。
『それだけ強い目をしているんだから、これからはきっと、どんなことでも乗り越えていけるよ』って!」おねがい
 

 
桐川「そうでしたか!
息子さん、もともとお強いですからねー!」ウインク
 
 

なんて言って、二人で笑いましたが…
桐川、とても嬉しい気持ちになりました照れ
 
 

その後、その息子さんはどうなったのでしょう?
 
 

実はこのお話は10年以上も前のことでしてびっくり
 
 

今ではその息子さん…



故郷を離れ、立派な自衛官として活躍しておられます爆  笑
 
 

ねえ、やっぱり強い人でしょ?
 

 
神様「そうだな。
人はみな、生きていると【困難】に遭うものだ。
だがな、その困難、必ず乗り越えられると信じなさい。
この息子のように一時期は不登校になり、逃げたって構わない。
でも負けない気持ちは大切だよな。
自分を信じて、とにかく進んでいくのだ!」ニヤニヤ
 
 

桐川「神様、よくおっしゃってますもんね。
超えられない課題は与えられないって。
だからたとえ【困難】なことでも、自分が超えられる範囲のモノなんですよね。」キョロキョロ
 
 

神様「そうだ。
課題の【困難】さは、当人が超えられるか超えられないかのギリギリラインなのだ。
だから挫けそうになる気持ちもわかるよ。
でもな、ギリギリ超えられるようになっているのだ。
だから【困難】は必ず超えられると信じなさい。」ニヤニヤ



桐川「んっとに、神様って、ギリギリ大好きですもんねーえー
もうちょっと余裕のある感じの課題にしてくれればいいのに…
ほんっと、容赦ないし意地悪なんだから…」えー
 
 

神様「ギリギリの課題を与えるのは、私が皆のことを真剣に考えているからだよ。
課題を乗り越えることで、立派に成長していけるように導いているのだ。
なのにオマエは私の気持ちもくみ取らず、文句ばっかり言いおって!ムキー
いっそ文句も出ない程のハードな課題でも提供してやろうか?」ムキー
 
 

桐川「いいえ、もう結構ですゲロー
文句が言えるだけ、大変有難いです滝汗
いゃあ、神様の愛情がヒシヒシと伝わってきますなぁラブ
いつもギリギリの状況に感謝してます!」ハート



神様「それはイヤミかね?真顔
まぁ、解ればよろしい。」ニヤニヤ



【困難】度合いは、常にギリギリラインでちゅー



神様ってホント、悪趣味ですグラサン



ですが、今回の主人公である息子さんは、見事に【困難】を超えることができましたキラキラ



今でもたまに、ご相談にお見えになりますが、日々頑張って過ごしていらっしゃいますグッ



自分の強さを信じて、これからどんなことがあっても乗り越えていって欲しい…



神様と共に、そう心から願っておりますお願い