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仕事を早く終わらせる大事な前提


とても仕事が早く、沢山の量をこなして爽やかに、定時で帰る同僚がいる。


多分、僕よりも仕事量は多いのに、いとも簡単そうにこなして、そして質も高い。


かと言って、利用者の方への対応が雑なわけでもなく、むしろ丁寧だ。


一方、僕は仕事が増えて、それに伴い残業が増えて、時間を伸ばすことで何とかこなしている状況だ。


この違いは何だろう。


単純に能力的な違いもあると思う。


でも、能力以外で考えると、やはり前提が違うのだと思う。


僕が一番時間がかかっているのは、面談の後の記録の時間だ。


面談中はパソコンを持ち込んで、記録を取りながら話を聞いている。


面談が終わったあとに、書き取ったメモの記録をまとめていく。


書きながらまとめていく感じなので、時間がかかる。


一方、その同僚は面談が終わったらすぐに記録が終わっている。


面談中に記録を書き上げている。


要約して聴くこと、パソコンの入力が正確で早いこと、そこは僕とは確かに違う。


でも、記録は面談中に書き上げるものだという前提があるのだと思う。


僕は、ひとまず、メモが取れていれば良しとして、あとでまとめようと思っている。


その差が大きい。


その前提で動くと、記録の取り方や、面談前の準備等も変わってくるのだろう。


残業についてもそうだ。


定時で帰るときめている日はその通りに定時で帰れる。


残ってやればいいやと思っている時は、その通りに残業している。


思い込みの元には、前提が入っている。


不要な前提に気づいて、望ましい前提を手に入れたい。