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断定的に決めたくない


「どのように説明すればいいですか?」

と聞かれて、ドキッとして以前決めたことを再度伝えてくださいと言った。

今日は職場で会議があった。

週に一回スタッフ全員で集まって利用者の支援方針についてや運営について、予算について等を話し合っている。

その中で利用者の方から要望が上がっていたことについて、議題が上がった。

以前にも同じ要望があがったことがあり、説明していた。

その時の説明に納得していないのか、忘れてしまったのかわからないけど、もう一度同じ要望があった。

正直、結論は変えたくないと思った。

以前決まったことなのでとスタッフに話したところ、冒頭の「どのように説明すればいいですか?」と質問されて、ドキッとした。

他のスタッフから何が意見がないかなと思ったけど、意見は出なかった。

そこで、以前決めたことを再度伝えてくださいと話した。

その後、何かしっくり来ていない感じが残っていたが、そのまま会議は進んでいった。

やっぱり利用者の意見を尊重して、全面的にではないけど取り入れたほうが良いかもしれない、とか、違う理由を話し合って見つけて、根拠を示して納得しやすい説明をしたほうが良いのか、と思考が回り始めた。

断定的に行ってしまったかなと不安になった。

そして、断定的に言って、このあと問題が起こったら自分に責任が来るのだなと思い、恐れを感じた。

以前から断定的に話すことを避けていた。

問題が起こらないように、責任を負わないように、柔らかく伝える傾向がある。

柔らかく伝える利点は沢山あって、それはとても役に立つ。

でも、力強く断定することも、役に立つ場面は多い。

最近は物事の両面を見て、どっちもあるよねと言うことが多いので、結局何を言いたいのかとわからなくなることもある。

断定的に話すことは勇気を持って他の選択肢をなくすことだ。

決断する事でもある。

可能性を残しておきたい僕のエゴは断定を避けようとする。

今後はたくさんのことを決断していく場面が出てくる。

断定的に話すこともやっていこうと思う。