「新・半七捕物帳」見終わりました! | ある意味、恋してるⅡ

ある意味、恋してるⅡ

北村一輝さんと米米CLUB(石井竜也含む)についての追っかけ記事だったはずが、最近記事内容に脈絡がなくなりました(今は真田広之さんや世良公則さんにも傾倒中)。
というわけで、今後は思いのままに津々浦々・・・笑




http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-31985 


【上記リンク記事より引用】

時は幕末。かつてはチンピラだったが、女房の父親の後を継いで岡っ引きとなった神田三河町の半七親分(真田広之)。若いのに腕は立つと評判の半七だが、捕物になると、近くにあるものを何でも利用する"けんか殺法"となる。そんな彼も、二年前に女房に先立たれ、今は長屋に一人住まいの身。義理の妹・お粂(牧瀬里穂)があれこれ世話を焼いてくれるが、好意を抱く彼女の気持ちには全然、気付いていない。お上に反発したり、失敗したりしながら半七と四人の個性的な子分たちは、難事件に立ち向かっていく…。"江戸のシャーロック・ホームズ"こと岡っ引き半七の活躍を描く、江戸情緒あふれるしっとりとした捕物帳。鋭い推理で難事件に立ち向かっていく主人公・半七親分に扮するのは真田広之。親分と言っても、まだ33歳という売り出し中の若輩者という設定。人格的にも発展途上中なので、事件の中でもてあそばれた人間と一緒に怒ったり泣いたり、時には感情に任せて突っ走ってしまったり、という若々しさがある。ルックスも、これまで長谷川一夫などが演じてきた品行方正な捕物名人・半七のイメージを一新。羽織は着ずに裾もまくらず、ただの着流しで雪駄履き。十手はひけらかすことなく懐に、と一見すると遊び人のような出で立ちなのだ。阿藤海、斉藤洋介、高知東生、伊崎充則が扮する"真田・半七"を支える四人の子分も個性的。番組を案内するのは、三木のり平演じる神出鬼没の謎の老人。森口瑤子・高橋かおり・ベンガル・原田大二郎・裕木奈江など、豪華なゲスト陣からも目が離せない。【以上、時代劇専門チャンネル番組広報資料より引用】


放送期間中に発生した神戸市中学生殺害事件の影響で、うち2本が放送されなかった。実際には20本制作されたことになる。(一部の情報ではさらにもう1本制作ずみとの説もある)2020年のCS・時代劇専門チャンネルでの放映では全15回で放送された。


【各回サブタイトル】

第一回「金の?燭(「?燭」にルビ「ろうそく」が付く)」、第二回「湯屋の二階」、第三回「結び文」、第四回「女行者」、第五回「槍突き」、第六回「朝顔屋敷」、第七回「三つの声」、第八回「仮面(めん)」、第九回「絵馬」、第十回「津の国屋 前編」、第十一回「津の国屋 後編」、第十二回「闇からの声」、第十三回「冬の金魚」、第十四回「張子の虎」、最終回(第十五回)「廻り燈籠」。


【役名(演技者)】

半七(真田広之)、粂(牧瀬里穂)、大和屋善兵衛(佐藤慶)、松吉(阿藤海)、増蔵(宍戸開)、光(森口瑤子)、宗兵衛(石丸謙二郎)、菊(大塚良重)、由(中島唱子)、又蔵(田山涼成)、安藤清四郎(小野武彦)、幸次郎(高知東生)、庄太(伊崎充則)、花(井出百合子)、熊谷八十八(岩田淳)、たき(野口ふみえ)、中間風の男(加賀谷純一)、久八(久保晶)、清治(富田樹央)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】





👆'97にNHK【金曜時代劇】枠で放送された連ドラです📺

先日の記事でも軽くご紹介しましたが、CSで再放送された分の全15話の視聴を完走しました🔚


実際には、全20話の予定で製作されたらしいのですが、上記概要欄にもある通り、当時発生した少年犯罪事件報道の関係で、本放送時には2話短縮の全18話が放送され、今回のCSでの再放送では、さらに3話短縮✂️

短縮された理由はどこにも説明がないので、わかりませんうーん??

特に当時の出演者の中で、後に問題起こした人も・・・いないではないのだけど😓その人はレギュラー出演者の中にいますから、正直、なぜそういうことになっているのか、謎なんですうずまきガーン


でも、他に3話分もあるんなら、それも観たいんですよね~(+。+)

完全版を円盤化してくれたら、買うのにな~💿

そう思える位、内容は面白かったですアップ


ドラマでは、原作とは設定変えている部分も結構あるようですけどね?

上記概要欄にもあるように、例えば、半七親分がまだ駆け出しの若い頃にスポットを当てた話になっていることや、原作では妻のお仙は亡くなってはおらず、お粂(牧瀬里穂)も夫や子供がいる設定になっているらしいこと・・・等。

なので、このドラマでは、男やもめの半七の世話を甲斐甲斐しく焼くお粂との恋愛模様も物語の要素に入っているわけですが、原作では、本当に単なる義兄妹の関係に過ぎないようです。

まあ、若く(当時36歳)、美形で色男なヒロユキを主役に配したら、自然、色恋沙汰も盛り込みたくなろうというものでしょうから、そこは許容範囲なのかな?とは思いますがニヤリドキドキ



⬆このコンビを見ると、映画「つぐみ」('90)を思い出しますね~。7年後の2人は、しっとり大人の良い雰囲気だけどラブラブ


過去に製作された
「半七捕物帳」
のドラマは観たことがないので、ヒロユキ以外の俳優さん(長谷川一夫さんや里見浩太朗さん)が演じられた半七親分像がどんなだったかはわかりませんが、この
「新・半七捕物帳」
での若半七親分は、ちょっとヤサグレた雰囲気はありつつも、気性は真っ直ぐで、正義感に溢れ、エネルギッシュで情熱的ラブ
そんな若々しい半七親分を、ヒロユキが時に爽やかに、時にわんぱくに、時に艶っぽく、と非常に魅力的に演じていますラブ

起きる事件は、人間の情欲の深さを描き出した泥臭いものもあれば、怪談もの、滑稽話、親子の愛情絡みの人情もの等様々あり、そのそれぞれが、単なる勧善懲悪ものには終わっておらず、人間の感情の複雑さを描き出した深い内容になっております。
原作本は、日本の捕り物小説(推理小説)の先駆けとなる作品なのだそうですが、上記のような内容を明治時代に既に描写していたのだとしたら、作者(岡本綺堂)の人間観察眼には、脱帽ですね_(._.)_

ちなみに私が気に入ったエピソードは、
第三回「結び文」、第四回「女行者」、第五回「槍突き」、第六回「朝顔屋敷」、第八回「仮面(めん)」、第十四回「張子の虎」、最終回(第十五回)「廻り燈籠」
辺りかな~照れ


⬆第4話「女行者」。雷雨の中、悪党と戦うも、相手が刀なのに対し、半七の武器は十手のみ。ただでさえ不利な状況の中、雨で足を滑らせ、転倒し、あわやという所で、悪党の頭上に落雷が⚡
危うく難を逃れた半七は、気絶。
そのザンバラ髪で気絶した顔の、何と美しいことよ!!キラキラ恋の矢


⬆最終回「廻り燈籠」は、何とヒロユキの一人二役おーっ!
脱獄囚の藤吉を声色や表情を変えて、外連味たっぷりに演じています拍手
同じ顔の2人が1対1で格闘する場面は、必見ですアップ


⬆番外編(笑)
第十回「津の国屋 前編」でのワンシーン。
お粂さんを皆で脅かそうと肝試し風な仕掛けをするも、恐怖の余り逆ギレしたお粂さんに平手打ちされるわ、罵られるわ、で散々な顛末に。
予想外の結果にシュンとなる男衆が可愛い🤣


本筋以外のこととしては、所々で、意外な人が意外な役柄で登場するのも見所ですねニコ
第6話では若き日の遠藤憲一さんが、かなりなゲス野郎を演じられていますし、第8話では、古田新太さん、吹越満さんの間抜けな詐欺師コンビが見られたりします。
また、最終回では、半七を脱獄囚の藤吉(ヒロユキの一人二役)と間違えて捕縛した岡っ引きの棟梁役渡辺いっけいさんが演じていたり・・・と、今ならこういう顔触れはなかなか実現しないのではないか、というキャスティングが見られるのも、興味深いです。

後は、やはり以前の記事でも紹介した通り、江戸風物の反映なのか、食べるシーンの多さにも注目ですね🤤



⬆見ているだけで食欲そそられるし、物を食べるヒロユキの仕草は、やはり色っぽいラブラブ!


そして、何かと肌の露出の多い半七親分には、製作者側の何らかの意図を感じずにはいられません(笑)


⬆諸肌脱ぎの半七親分の胸元(ビーチク)に注目(=°ω°=)


いや、これホント、絶対わざとだろ、NHK!(笑)


これだけヒロユキの魅力がてんこ盛りに詰まったドラマは、ヒロユキが海外進出した後の作品では、なかなか見られるものじゃありませんキョロキョロ
そう考えると、時代劇という分野は、真田広之という俳優の魅力を最大限に引き出せる分野なのかなぁ?とも思ってみたり??
なので、やっぱりヒロユキには、そろそろ日本の作品にも復帰してもらいたいと思うんですよね~お願い
それと同時に、この作品も含めた過去の未円盤化及び未配信作品の円盤化&配信開始も切に願いたいものです🙏
そうして、真田広之という俳優の良さを、広い世代に知ってもらいたいです🔊


⬇以下、前記事でも紹介した、MVみたいなエンディングの写真集をお届け音譜


⬆現代の街並みの雑踏の中


⬆何でぃ?あの娘っ子の格好は!?アセアセ


⬆いってぇ、ここはどこなんでぃ!?


⬆ああ~、やっぱり緑ん中は落ち着くぜぃDASH!


⬆何なんだ、こりゃあ!?わけがわからねぇな??もやもや



⬆この一服の味わいは変わんねぇ(-。-)y-゚゚゚



⬆三河町に帰りてぇな。お粂さんや善兵衛さん、松吉達はどうしてるかな~?