椎名町金剛院の御住職が素敵なアップをしてらした!!

余りにも素敵なのでこちらにアップさせて頂いた!!

 

高齢者という字より「幸齢者」というのが好き。

人生100年時代となり、いかに楽しく幸せに歳がとれるのか・・・。
文学、政財界の著名人の雅印を刻されてきた篆刻や書の重鎮である
小田玉瑛先生が来寺・・・
コロナなど我関せずと妖怪ギョクエイですかね~(笑)
まさに「幸齢者」の見本のような御方で、励みになります。
「仏界入り易く、魔界入り難し」
川端康成先生の好きな言葉よ~!と「仏界」と「魔界」の刻書をご奉納くださいました。
「魔界」なんという魅力的な響きです。
ふと頭をかすめる魔の世界。
煩悩に生きる人間が、自己を投企して昇華していこうとする姿を「美」と、川端先生は捉えていたようです。そして「魔界」なくして「仏界」はないとも言われました。
仏教でも「煩悩即菩提」「善悪不二」とも説きました。
ブッダ(善)という「自己」の仏道修行を完結させるためには、デーバダッタというブッダを殺害しようとする(悪)という存在が欠かせないというのです。
悪があるから善となり、死があるからこそ生を輝かせることができるのでしょうね。
僕の大好きな作品!!この力強い文字好きだな!これを彫るパワーが凄い!
 
金剛院住職は凄く優しいんだよ(笑)僕も見習います…いや充分優しいな(笑)