先日初めてショートステイを利用してみました![]()
ショートを利用するまでに、
私自身の気持ちの葛藤があったり、
施設をどこにお願いするかの検討などもあり、
春からバタバタしてました![]()
4月から6月までで4回も入院した事や、
お兄ちゃんが中学生になり
毎日部活と塾にも忙しく、
お弁当2個持ちで行く日もある中で
にっちゃんの睡眠障害が落ち着かなく
ショートステイへの利用を踏み切りました。
また、お兄ちゃんの学校が中高一貫校なので
学校行事が土日で夕方まであったり、
部活の試合にも出るようになり、
にっちゃんを連れて行けない場所になった事
もありました。
余談ですが![]()
お兄ちゃんはソフトテニス部に入りました![]()
新人戦でベスト4に入り、ソフテニにどハマりして頑張ってます![]()
ただ、学校の理念が「文武両道」なので
成績が悪いと休部になるので、お勉強の方も最低限ですが頑張っています
(決して良くはない)
話は戻って…
今回ショートステイを利用したのは、
お兄ちゃんの運動会があったので利用しました。
預けて帰る時に、
私自身すごい罪悪感に襲われて。
だけど、お兄ちゃんの学校行事も行きたいから
どうしようもない事なんだけど…
やっぱり「ごめん」って気持ちになりました。
だけど、にっちゃんを施設に預けて
家に帰ってから18時、19時、20時と
「初めて経験するにっちゃんが居ない時間」を過ごしてて、ふと、畳んだ洗濯物を2階に持って上がった時。
「あれ?私今何のためらいなく2階に来た」て
思ったんです。
にっちゃんがいたら、
先ずはにっちゃんの様子を見て、今なら行ける!と思って2階に上がって。洗濯物を仕舞いながらでも意識は1階にいるにっちゃんの音を聞いてる。
コレを毎日無意識にしてました。
だけどコレが常になので、
寝る時もご飯の準備してる時も。
私の意識は24時間全振りでにっちゃんだった事に
初めて気づきました。
支援者さんからもずっと「ショート、いつでも使えるように枠は取っておくね。お守りだから。」て言われていたり。
ろう学校の先生からも「お母さん、ショートは使ってないの?皆んな使ってるよ?大変なんだから使えたら使ったら?」て言われる事もありました。
「何で?大変だけど、大変なのは当たり前だし。
にっちゃんが不安な思いするなら私が頑張ればいい」て思っていたし、大変でも一緒にいられる時間が大切で幸せだからショートは考えれなかったけど。
大変だからとか、
そんな簡単な言葉ではなく。
自分に呪いをかけていたように…
大変に蓋をしていた自分に気づいた時に
「これに気づずに当たり前だと思って、ずっと頑張り続けていたら私はきっと壊れてた」と感じました。
きっとこんな考えだから、もし精神が崩壊しても
「自分が弱いからだ…もっと頑張らないと」て思っていたと思うので、本当に危ない状態だったのかもと思いました。
「休む」の本当の意味を体感した1日になりました。
ショートに行ってたにっちゃんはというと、
入眠は難しかったみたいですが、お薬で調整したりして。
まぁまぁ、寝れたし。
食事も取れてお薬も飲めたし。
ご機嫌で過ごす事が出来て、元気に帰ってきてくれました![]()
次回も11月に利用予定です![]()
(お兄ちゃんの試合です
)
私自身、ものすごい発見だったし
ショートステイの意味の深さを実感して。
実感の母に話したところ
言葉では「良かったやん」とは言ってくれるのですが、スッキリしない感じ。
母は75歳で誰かに頼る事なく私たち3人の子どもを育ててくれました。
昔だから、男は仕事で女は家事育児。
同居もしていたから苦労はたくさんしてきた人。
保育園を嫌がるような
本当に昔の人なんです…
祝日に電話がかかってきて
「今日は祝日やからまさかにっちゃん預けてないよね?」と言われた時には悲しかったです![]()
たまたま預けて無かったのですが、
母は「仕事が休みなら預けず子どもを見なさい」
「昔の人は皆んなそうしてきた。若い人は預けて遊ぶ」と決めつけて言うので、
「そんな人もいるかもしれんけど、大変だと感じる程度は人それぞれやで。私も大変やし、寝れんのはホンマに人間が壊れるんよ?誰かに助けてもらわないと無理なんよ」と。伝えるんですが
「まぁ、にっちゃんみたいな子を抱えてるのは大変やろうから…まぁ仕方ないんじゃない?」と。
絶対納得してませんよね?その言い方![]()
て、感じで話されます。
母親だから理解してほしい…
と思う、私の中にまだ残る幼心なのかな。
だけど、きっとこれは無理なんだろうな。
と思いました。
だから、私みたいに障がい児を抱える
お母さんに伝わってほしい!
障がいの程度とかを考えずに、
「離れてみたい」と一瞬でも思った事、思った時間があるなら正々堂々と支援サービスを使った方がいい!
自分で思っているよりも、
心も頭も余白無く育児に奮闘していて
子どもが大好き!子どもの為なら自分の事は後回し、我慢なんてへっちゃら!って人こそ。
何のためらいも罪悪感も抱えずに
子どもを1泊預けてみて欲しいです。
心と頭に余白が出来たと思えたならば、
それぐらい自分を抑えこんで頑張りすぎてる
証拠だと思います。
どうか、どうか。
「お母さんが抱え込まずに、社会に頼って、皆んなで本当の育児をお手伝いできる。休んでいいんだよ!休まないとダメだよ!」という
昭和とは真逆の社会認識がもっともっと広がって欲しいです![]()
