卒婚は、離婚はせず、パートナーのカタチは
緩く持ちながらも,それぞれの人生を
楽しんで生きていくという
新しい夫婦の形態のことです。
離婚はしないので婚姻関係はそのままですが
それまでの夫婦の関係や生活をリセットする意味で、
夫婦によって卒婚後の関係は、様々です。
⒈卒婚と離婚の違い
離婚と卒婚の大きな違いは、
婚姻関係を解消するか・しないかです。
離婚=婚姻関係と夫婦生活を解消する
卒婚=婚姻関係はそのままで、夫婦生活だけを解消する
卒婚は夫婦生活のみを解消するものなので戸籍上は夫婦です。
離婚するための煩わしい手続きや話し合いは必要ありません。
夫婦によって別居する夫婦
同居しながらそれぞれの人生を楽しんでいる夫婦もいます
⒉卒婚と別居の違い
別居とは婚姻関係を継続しながら夫婦が
別々に暮らすことをいいます。
卒婚は夫婦生活を解消して夫婦で
別々の生き方を選ぶことです。
卒婚=別居というわけではないのです
お互いの生き方を尊重して、夫婦生活は解消しているが
お互いに人としての愛情や尊敬の念は持っているという場合
も少なくありません。
◇卒婚のメリット
①夫婦生活を解消してみたらパートナーの良さに気が付けること。
②パートナーの存在の大きさを自覚できること。
③自分のペースで生活していけること。
④喧嘩がなくなり、穏やかな生活がもてること。
⑤冷静にパートナーとのことに向き合えること。
⑥世間体を保てること。
⑦婚姻関係は解消していないので、戻りたい時
婚姻関係のある夫婦関係に戻れること。
◇卒婚のデメリット
①周りに理解されにくいこと。
②お互いにパートナーの生活スタイルを尊重しているので
他の人を好きになる可能性は少なからずあること。
自由だからこそ、覚悟をもって実践することが大きいこと。
◇卒婚を始めるきっかけ
①夫が定年退職した時
毎日パートナーと一緒に過ごさなければならない時間が多くなります。
今まで気にならなかったことも、気になるようになり
お互いにストレスがたまり、喧嘩も多くなり、
お互いに、感謝することも減り、会話も減り・尊重できなくなります。
②子供が成人した時
子育てもひと段落して、自分の時間を自由に使いたい
という想いが溢れてきます。
子供も大人になっているので子供からの理解も得やすい
という点も卒婚を始めやすいです。
③親の介護が始まったとき
お互いの親の介護をしなくてはならないこと。
親の介護が始まると、パートナーの世話と親の介護で
自分の時間がなかなか取れなくなってしまうこと。
時間にゆとりが出来ると、精神的な負担が軽減できます。
様々な状況に応じた夫婦の形があります。
夫婦は、~でなければならないということはありません。
パートナーと同じ方向を向いて、対話しながら
お互いの想いに寄り添い、尊重していけることが大切です。
パートナーの想いに向き合えていますか?
2人で歩み寄りながら、答えを出していけることが
夫婦関係を継続していくうえでとても重要です。
結婚は、日々の生活の積み重ねです
日々の暮らしの一つ一つを大切にしていきましょう
一般社団法人日本パートナーサポート協会
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