若い女性の乳がん検診についての研究結果 | Dr.kiriの健康一本勝負
2015年11月に権威ある医学雑誌である電子版Lancetに、東北大学大学院医学科の大内教授らのグループが、40歳代の女性を対象とした乳がん検診における超音波検査の有効性を検証した大規模比較試験(76196人)の結果が掲載された。
結果としては、
『マンモグラフィに超音波を加えることで早期乳がんの発見率が約1.5倍になる。』

これだけの大規模研究は世界でも初めての研究で注目されています。

しかし超音波検査で初期のステージで発見することができるが、針での細胞や組織を採取する検査の施行数も増えているようです。

乳がんの現状とリスク
①日本女性では12人に1人
②日本を含むアジアの国々で罹患ピークは40歳代後半
③妊娠、出産経験がない
④初経年齢が低い、閉経年齢が高い
⑤飲酒、喫煙、肥満(閉経後)、不規則な生活