徒然なるままに(その667 リンゴ、みかんなど不作) | きりのブログ

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最近はイラストメイン。時折、時事問題と日常のことを書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、何気なく立ち寄ったスーパーで

見慣れない色合いの

小さ目なリンゴが目に入りました。

 

紅玉サイズのリンゴは

ニュージーランド産。

 

確か4つで税込み500円くらい。

9個で税込み1000円。

 

輸入物でも高いのだな~と

なんだかやるせない気持ちになりました。

 

 

 

今日、こんな記事を目にしました。

 

 

 

 

ああ、、、

なんということだろう。

 

農家さんほんとに大変な思いしているのに。

 

 

10年前に思い立って

夜行バスで青森の青木山まで行った時のこと。

 

リンゴ畑がずっと青木山まで続いてました。

 

無人販売所で

リンゴ2つで100円。

 

場所によっては3つとか4つもあったと思います。

(品種や状態もあったのでしょうね)

 

「安すぎる!」

 

幾つか買って

リンゴ畑を歩いて帰っていると

おばあさん2人がラジオ聞きながら

座ってなんかやっていました。

 

 

「あの、、、リンゴ売ってもらえませんか?

 あと、あの端っこのプルーンもちょっといただけませんか?」

 

「ああ、、どこからきた?

 東京?遠いとこからきて、、、まぁ。

 金いらんから好きなだけとって食べて帰りなさい。」

 

目がぱちくり。

小銭を握ったまま

 

〈え、ただでいいの?〉

 

と言われたとおりに一つ取って

その場でむしゃりと食べました。

 

「おいしいです。。すごくおいしい。」

 

「そう、よかった。

 あたしらはよう食べんのよ。」

 

このお二人はりんごを食べないのだという。

飽きたと言って笑っていた。

 

 

育てるのも

採るのも

大変な思いしているのに

通りすがりの人間に声かけられて

ただでいいから食ってけって。。。

 

 

 

弘前の駅前まできて

その理由がなんとなくわかりました。

 

駅前近くに一本のリンゴの木が植えられていて

リンゴがなっていても

誰も採らないし落ちてつぶれている。

 

場所が場所なら

こんなことになっているんですね。

 

 

 

 

この気候の異常さは

農作物に多大な影響を与えています。

 

Sさんの茶畑も去年、霜でかなりやられました。

今年はなんとか収穫できましたが

今度は収量を調整しないといけないくらい育ってました。

 

 

採れすぎるくらいなら

捨てる。

 

なんともやりきれない話です。

 

 

そして今回の記事。

いずれ昔ながらのやり方で育った

日本産の農作物は姿を消すことになるやもしれません。

 

それは気候もですが

別の理由でも、、、です。

 

 

自分の土地、、、畑手にいれるぞw