徒然なるままに(その569 師走に物思う) | きりのブログ

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最近はイラストメイン。時折、時事問題と日常のことを書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人と比べると

自分に無いものと

 

人に無いものがあることに

気づく。

 

 

 

 

Sさんの畑で

一番景色のいい畑のとなりに

他人の土地がある。

 

そこはまったく手つかずで

白骨化した樹が横たわっている。

 

 

所有者がいとしているのかどうかは

わからないけど

ここに来るたびに

 

「、、、アートしてんなぁ」

 

と苔むした枯れ木を眺めている。

 

 

 

どうしてこうなったのか

どうしてこのままなのか

 

微生物たちが

思う存分働いている

フカフカの土地を歩いて

 

いろいろと考えてみる。

 

 

 

人の思惑など

わかるのかもしれないが

わかろうとし始めれば

すれ違いが原因で

何が起こるかわからない。

 

 

 

勝手な思い込みで

世界はできている。

 

枯れて死んだとはずの

この樹も

姿を変えながら

生きているのだろう。

 

まだまだ

この先も姿を変えながら。

 

 

 

 

カマキリの卵は

薬にもなるらしい。

 

人にとっての

精力剤になるんだとか。

 

 

でも

孵化して兄弟同士で殺しあいながらも

生きながらえて

種をつないでいくと

 

世界全体のちいさなちいさな

一粒として貢献する。

 

 

 

 

 

 

人は違ってしまっているけどね。

 

 

 

 

集まるから

抑圧して

殺しあう。

 

自分の意思じゃないのにね。

 

 

 

 

 

来年という区切りは

もういらないのかもしれない。

 

この先

ずっと今日が続くだけの

日々