写真家・三井昌志さん | きりのブログ

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最近はイラストメイン。時折、時事問題と日常のことを書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジア圏を中心にバイクに乗って

旅をしている写真家です。

 

俺が三井さんの存在を知った時は

すでにかなり注目されていました。

 

アジア圏を貧乏旅行して回っている

写真家として。

 

上の写真集はアジアの国々で出会った

美少女の写真を多く撮影されていました。

 

俺がとてもひかれたのが

上の写真の少女。

 

あまりに綺麗で笑顔が素敵すぎて

「なんだ、この子?」

と語彙力失うほどこの写真に魅了されました。

 

そしてこの写真集を購入。

そこには旅のいきさつとともに

この少女との出会い。

そしてその後についても触れられていました。

 

ネパールのある村で出会ったこの少女は

6~7歳くらいで弟を背負って

白い鼻水の後を残す、

どこにでもいる少女だったそうです。

 

でも、彼女の瞳の輝きに気づいた瞬間に

三井さんもひきこまれたのだとか。

 

この少女との出会いで撮ったこの写真が

のちに

「美少女写真家」

の肩書をつけるきっかけになったのだとも言っています。

 

その後、彼女にもう一度会おうと

3年後に再度、ネパールを訪れます。

 

そして名前も知らない彼女を

写真だけを頼りに探し当てます。

でも、三年経った彼女に

あの写真の中の輝きはありません。

 

彼女の家はネパールの山村にあり、

他の家と比べても貧しいとは思えなかったそうです。

でも、家の中はがらんとして

家具らしいものはほとんどなかったと言います。

 

そして彼女はというと

小学校に通ったものの

1年間だけでやめたとか。

 

日雇いで働く父親の収入は不安定で

幼い二人の兄弟のためにも

彼女は働かざるをえなかったのだそうです。

 

二度目にネパールを訪れ

彼女と再会して

三井さんはネパールという国の現実をまのあたりにし、

少なからず、カルチャーショックを受けていたようです。

 

名前はサリタ。

サリタは三井さんにカメラを向けられても

微笑むことはなく

困惑とどこかおびえたような表情で

写真に写っていました。。

 

 

 

 

子供の笑顔は思い出させてくれるんですよね。

自分も昔はそうだった、と。

 

子供の笑顔は癒してくれるんですよね。

何かを忘れて疲れている自分を。

 

 

 

三井さんの写真は綺麗で

写っている人や景色を見ていると

エネルギーがもらえるような気がします。

 

それはあえて

三井さんが現実の一側面だけを

選んでいるのだと思います。

 

見る人に楽しんでほしい、と。

 

 

 

たまに

この写真集を開くと

やっぱり元気な子供たちの笑顔であふれていて

癒されます。

 

 

 

できるだけ

多くの笑顔が変わらずにいて

そして今後も増えていきますように、、、

そう、願わずにいられません。