Vino(ビーノ)のオイル漏れとRブレーキディスク交換(その2) | 一石、月夜に(無駄)吠える。

Vino(ビーノ)のオイル漏れとRブレーキディスク交換(その2)

昨日に引き続き、まだオイルホースが届いてないので、今回はリアブレーキディスクの交換です。
すでにカウルは取り外していますから、
まずは、マフラーを外します。
エンジン側を外す前に、ボディに止めてあるボルトを緩めましょう。
マフラーが落ちないように、1本だけ手で回るくらいに緩めて残しておきます。
エンジン側は2本のボルトで付いているのですが、右側のボルトは目視できるけど、左側のボルトがなかなか見えません。
それに、ラチェットだと、テンションロッドがスタンドに当たって、ボルトに直角にはまりません。
それで、めがねレンチを手探りで当てて、少しずつ回します。
マフラー側は、右も左も穴ではなくて、U字カットされていますから、全部外すのではなく、緩めるだけでOKです。

事前の確認ですが、ディスクの残量は、外から眼で確認できませんが、外にレベルゲージみたいなものが付いています。

ビーノRブレーキディスク交換
この写真では、下の調整ナットがかなり締め込んであるにもかかわらず、ゲージを指すレバーがほとんど下まで下がっています。
比較するために、先に、交換後の写真を載せましょう。


ビーノRブレーキディスク交換

ブレーキレバーの遊びを見ながら、引きずらないギリギリに調整したナットは、交換前よりかなり緩めの位置になっていますね。
で、ゲージを指すレバーは、7割くらいまで上昇しました。
この後、慣らし運転をして、最終調整を行います。


さて、邪魔なマフラーが取れたら、後輪を外します。

ビーノRブレーキディスク交換

走行中にタイヤが外れたら大変なことになるので、このナットは、かなりのトルクで締め付けられています。
普通のレンチではびくともしません。
かといって、足で蹴ったりすると、これもまた怖いです。
やっぱり、プラグレンチを流用したテンションロッドを使います。
手でリアブレーキを架けながら、そっと足を乗せて体重をかけると、スッと回ってくれました。

ナットが外れたら、均等に力をかけながらまっすぐタイヤを引き抜きます。
そのときに、調整ナットを緩めてディスクを閉じると、ホイールと干渉しないので簡単に引き抜くことが出来ます。

ビーノRブレーキディスク交換
写真では、もう少し調整ナットを緩めてもよかったかもしれませんね。
思ったほど、ディスクは減っていませんねぇ。
でも、左手のブレーキレバーの感触は、もう限界だという感じでした。
それに、キーキーの鳴きも近所迷惑でしたし・・・。

ビーノRブレーキディスク交換
ホイール側も点検しましょう。
パーツクリーナーで洗浄します。
傷も無く、綺麗です。

ビーノRブレーキディスク交換

新旧を比較してみると、確かに減ってはいますが、限界なのかナァ?
アルミのダイキャストにホイールが当たってしまうことを考えると、あと1mm弱だし、
そういえば、車でラリーをやってた頃、パッドは3分ほど残ってはいたけれど、ベーパーロックで怖い目にあったことを思い出しました。
油圧で制御するブレーキは、パッドが薄いと熱がブレーキオイルに伝わってしまうのです。
パッドはギリギリまで使ってはいけないように、マージンを持って設計してあるのですね。

というわけで、新品ディスクを取り付けますが、前もって下のほうのスプリングを付けてから取り付け、後から上のスプリングをラジオペンチで引っ張りながら取り付けると楽でした。

では、ブレーキレバーで遊びを確かめながら、調整ナットを締め込みましょう。
タイヤを手で回して、引きずっていないかも確かめます。

ビーノRブレーキディスク交換
再び交換後の写真ですが、こんな感じです。
やっぱり、ブレーキは大切です。
どんなに安全運転していても、やっぱりスピードは相当なもの。
ただでさえプアーなゲンチャリのブレーキ。
減速に自信があってこその、セイフティライディングですね。

<では、明日のオイルホース到着を待ってエンジン周りに取り掛かりましょう。晴れればイイナ。>


 

 

 

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