お茶茶瓶「いつかな❓もう次の施設の職員さん、面会来たのに……」


S子「まだ連絡ない❓」





これはノンフィクションです。

真顔登場人物の紹介

老人ホーム→湯婆婆の館

看護師→S子

看護師→アナーハリネズミ

相談員→茶瓶お茶

入所者→ヒロシじいちゃん



では、始まり!!


ヒロシじいちゃんは

他県の施設に行く予定。



S子「正直言うて、ヒロシじいちゃんは他県の施設が受け入れてくれてよかったわ〜」


ハリネズミアナー「そうですね。湯婆婆の館に来たのは…今から2年前ですか❓」


S子「うん、それくらいやったと思う。」


ハリネズミアナー「確か、ヒロシじいちゃんのお母さんが亡くなってから1年後くらいに入所でしたよね」


S子「うん、そうそう。」



ヒロシじいちゃんの経過。


ヒロシじいちゃんとの初対面はヒロシじいちゃんの母親が湯婆婆の館に入所していた時だ。


ヒロシじいちゃんがまだ元気で身元引受け人だった頃。


ヒロシじいちゃんのお母さんは暴力的で、介護士さんはみーーーんな怪我してた。


それに対して、ヒロシじいちゃんはいつも「迷惑かけてすみません」って頭を下げていた。


そして、ヒロシじいちゃんのお母さんが亡くなった。


この頃、ヒロシじいちゃんは軽く認知症になっていた。


ヒロシじいちゃんの妻は「もう、この人を預けないといけない状況になってきました。」と言っていた。


そして、それから1年後…


ヒロシじいちゃんの妻からの以来で、ヒロシじいちゃんは湯婆婆の館へ入所。


ヒロシじいちゃんの妻はパーキンソン病だった。



ヒロシじいちゃんは…


つねったり

叩いたり

唾を吐いたり

蹴ったり

噛んだり


暴力が激しかった。



そして


徘徊したり

弄便したり

異食したり



認知機能低下も激しかった。



入所して間もなく、精神科の薬が処方され徐々にメルちゃんに近くなってきた。


 

メルちゃんとは…

S子用語で「寝たきり」を意味する。全ての日常生活行動に介助を要し、食べて、排泄してを繰り返して生きてる事。




そして

家族構成は

妻と二人暮し

娘は3人


娘は3人とも他県で生活している。



お茶茶瓶「S子さん、ヒロシの妻なんやけど…入院したらしい。」


S子「ええー、そうなん。で具合は❓」


お茶茶瓶「詳しくはわからん。また、娘から連絡あると思うけど…」


S子「わかった。じゃあ、緊急時は娘に連絡❓」


お茶茶瓶「うん、そういうことになる。」


S子「OK(`・ω・´)ゞ」