なんか騙されたみたいに
トントンとアリババの特養待ちの準備が進んだ。


S子は反対だったし
なんなら断ったのになあー
なんて、気持ちが残りながら
現状を受け止めた。





これはノンフィクションです。

真顔登場人物の紹介

老人ホーム→湯婆婆の館

看護師→S子

看護師→アナーハリネズミ

相談員→ジェントルマンお父さん

利用者(おばあちゃん)→アリババ🐜

長男→ケンジ郎パグ

孫→歩美ちゃんおとめ座









では、始まり!!




1月23日
22時15分


携帯📱「リーーーーーーん、リーーーーーーーん」


夜になる電話は嫌いだなあ〜



S子「もしもし、S子です。」


夜勤者「S子さん、すみません💦アリババが転倒しました。」


S子「そうかあ^^;立てる❓」


夜勤者「はい、立てます。」


S子「そうか、無理しないように、朝まで安静にしておいて。また、看るから」


夜勤者「はい、お願いします。」



こんな時間に転倒かあー

立てるなら

骨折してないね。



翌日、早朝に出勤したS子は1便最初にアリババのところへ行った。


S子「アリババ、痛い所ないの❓」


🐜アリババ「ここが痛いわ。」


左の腕をさすっていた。


でも動かすことができる状態だし
骨折はなさそう。

良かった♥️



​S子はみんなに指示した。


再転倒しないように

できるだけ

歩く時は付き添って下さい。






痛がってたけど

杖歩行出来る。
















しかし、それから5日後

1月29日
13時30分
看護師室の内線が鳴った。


S子「はい、看護師室、S子です。」


介護士「S子さん、アリババが転倒です。」


S子「えええーガーン


S子がアリババを見に行くと…