特養を希望しているアリババの家族。

何となく、トラブルになりそうな気がしたから断りたくて...


ちょっと強引だけど

ショートステイの日数を増やし
精神科に通院しながら
自宅介護を頑張って
車椅子生活になったら
特養入所を考える。
⬆️と提案。






これはノンフィクションです。

真顔登場人物の紹介

老人ホーム→湯婆婆の館

看護師→S子

看護師→アナーハリネズミ

相談員→ジェントルマンお父さん

利用者(おばあちゃん)→アリババ🐜

長男→ケンジ郎パグ

孫→歩美ちゃんおとめ座









では、始まり!!




パグケンジ郎「あのー、そうすると...」



お父さんジェントルマン「なんでしょう❓」



パグケンジ郎「特養の話はどうなりますか❓」



お父さんジェントルマン「ああ〜、どう...なりますか❓」





ジェントルマンも答えようがなく

S子に話をふってきた。



S子「特養待ちはしばらくキャンセルでいいと思います。まだ介護3ですし、湯婆婆の館では介護4や5の方が特養待ちをしている状態なので、アリババが今回介護3になったからといって、特養はまだまだ先のことですよえー



パグケンジ郎「ええー(・᷄ㅂ・᷅ )エェ…そうなんですか❓」



S子「はい」



お父さんジェントルマン「そうですね。」



S子「ですので、特養待ちをする時は歩けなくなった時でも遅くはありません。大丈夫です。」



お父さんジェントルマン「しばらくは歩美ちゃんの力を借りながら、通所介護で経過を見ていきましょう。」



おとめ座歩美「はい。週に1回帰省するくらいなら、今までと変わりないですから、私も大丈夫だと思います。」



お父さんジェントルマン「その辺は、担当のケアマネと話をしてもらって、ショートステイの利用日数を決めてください。」



おとめ座歩美「わかりました」



お父さんジェントルマン「で、S子さん...これはどうしますか❓」



S子「施設方針の説明❓」



お父さんジェントルマン「はい」



S子「特養待ちじゃないから、説明しなくてもいいけど...後でバタつくのも嫌やから、説明してしまうわ」



お父さんジェントルマン「そうですね。」





ということで

S子は

・施設における医療体制

・看取り

・医療等に関する意思確認

これらについて説明をした。



説明が終わり...



S子「何か質問ありますか❓なんでもいいですよ。」



パグケンジ郎「いや、別に...大丈夫です。」



おとめ座歩美「はい、もうお任せします。」



お父さんジェントルマン「そうなんですか❓看取りについても大丈夫なんですか❓」



パグケンジ郎「はい。今、話を聞いて、もう歳も歳ですから...仕方ないでしょ。お願いします。」



お父さんジェントルマン「え❓歩美ちゃんもOKですか❓」



おとめ座歩美「...んー、そうですね。今は歩けるからいいですけど、いつか歩けなくなりますから、そうなった時に家で私が介護するのは無理ですからね。ここにお願いしないと...だから、大丈夫です。」



お父さんジェントルマン「じゃあ、...S子さん...サインもらいますか❓」





同意書にサインなんかもらっても

無意味だパンチ!

って思いながら...



S子「そうですね。では...ここに...」



パグケンジ郎「はい」



S子「で...ここと...えーっと、意思確認書は、救急搬送はしないというとこで大丈夫ですか❓」



パグケンジ郎「はい」



S子「では、ここに✅チェックをして...サインを...」



パグケンジ郎「はい」



こうして、看取りの同意書にも、医療等に関する意思確認書にも署名捺印したケンジ郎。

最初はあんなに、看取りに躊躇してたのに...


そして

アリババ🐜は湯婆婆の館にショートステイでやってきた。