看取りの話をしているのに

転倒したら...
骨折したら...
入院したら...

そんな話を歩美ちゃんが言い出して、看取りから脱線したショボーン








これはノンフィクションです。

真顔登場人物の紹介

老人ホーム→湯婆婆の館

看護師→S子

看護師→アナーハリネズミ

相談員→ジェントルマンお父さん

利用者(おばあちゃん)→アリババ🐜

長男→ケンジ郎パグ

孫→歩美ちゃんおとめ座









では、始まり!!



S子「とりあえず、骨折等の事故が起こった時は嘱託医の意見を聞いて、家族に連絡しますので、その時にどうしていくか考えてもらったらいいと思います。」


お父さんジェントルマン「そうですね。で、看取りについて、ケンジ郎さんの意見はどうですか❓」


パグケンジ郎「もう、自分はお任せするしかないと思って来ているので。」


おとめ座歩美ちゃん「それはほんまにそうなんです。家で見るのは無理やから。」


なんか腹立つ。

家で介護は出来ないけど...


施設方針の看取りには快く同意できない。


それなら他施設を探した方がいい。





パグケンジ郎「まだ仕事を辞めるわけにいかない、70くらいまでは現役で働きたいと思ってるんで。」


S子「その環境を整えるには、今のアリババ🐜の存在はケンジ郎さんにとって負担でしかないでね。」


パグケンジ郎「そうなんです。今よりよくなることは無いですから。もっとしんどくなってくるのは目に見えてます。」



なんか

自分の事ばっかりピリピリ


結局、アリババの最期に関しては

どう思ってるんだ❓



そう思いながら

S子は特養待ちを断ろうと決心した。



S子「退院後、精神科の病院に行きましたか❓」


おとめ座歩美「退院後は...私だけが精神科の病院へ行きました。」


S子「そうなんですね。それで、前に引き続きの薬を持ってきてくれてたんですね❓」


おとめ座歩美「はい」


ほんとかな❓⬇️



S子「とりあえず、前回の引き続きで薬を飲んで経過を見ています。過去にも伝えましたが、暴力行為の激しい人はショートステイも特養も預かることは困難です。」



お父さんジェントルマン「それは前々からお伝えしてましたよね❓」



パグ長男「はい」



S子「杖で人を叩く行為は、かなり危険です。四六時中、見守りができる施設ではありませんので、たまたま叩いた相手が職員で良かったと思っています。」



パグ長男「いや〜、そうですね」



S子「大声や徘徊だけなら大した事ではないんですが...杖を凶器に叩くのは💦でも、杖がないと歩きにくいですしね。えー杖がなかったら転倒するでしょうしね。えーだから杖を取り上げる訳にもいかず...えー



パグ長男「・・・」



S子「精神科で調整してもらった薬は今後も必要であると思います。ただ、精神を落ち着かせると、行動も落ち着きますので、その結果、今まで出来ていたことが、出来なくなる可能性はあります。」



パグ長男「あ〜、なるほど」



S子「施設で集団生活をするために、落ち着いてもらう方法として、薬に頼らないといけない状況にご理解いただきたいと思います。そして、S子としては、歩ける間は今まで通り、通所介護でショートステイを利用したらどうでしょうか❓」



お父さんジェントルマン「そうですね。もちろん、今までより日数を増やすことは可能です。ただ精神科に通院も居ないといけないですし、ご家族さんの気持ちを考えると、まだ何か後悔しそうな感じもありますよね❓」



おとめ座歩美「ん〜、まあ...」



S子「ショートステイの日数を増やして、デイサービスを辞めて、精神科に通院しながら、ショートステイで経過観察したらどうでしょう❓すぐに特養じゃなくても、今ならまだ歩けるので、家での介護もできると思います。」



おとめ座歩美「そうですね。車椅子になったら、大変ですけどね。」



お父さんジェントルマン「いつか、必ず転倒します。これは誰にでも言えることです。」



S子「特にアリババの歩き方を見ていると...転倒するでしょうね。」



お父さんジェントルマン「転倒して骨折して...という話を最初にしましたけど...その時が来てから特養を考えても遅くないですよ。」



S子「そうですね。そうしましょう。とりあえず今回はショートステイの日数を増やして、精神科に通院して、自宅介護をしてもらうという事で。」





ちょっと強引だけど

断った。



しかし...



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