登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
看護師→アナー
相談員→ジェントルマン
利用者(おばあちゃん)→アリババ🐜
長男→ケンジ郎
孫→歩美ちゃん
では、始まり
S子「ジェントルマン、アリババやけど、精神科に受診してないやん」
ジェントルマン「え❓そうなんですか❓」
S子「うん。」
ジェントルマン「孫の歩美ちゃんは、精神科の薬も持っていきますって言うてたけど...」
S子「薬は持ってきてるで💊」
ジェントルマン「え❓受診してないのに❓」
S子「うん、過去に処方されてる薬。インフルエンザで入院する前の日付になってる。余ってた薬やろー」
ジェントルマン「えええー」
S子「まあ、ええけど。とりあえず持ってきてる薬を処方通りに飲んでもらって様子見るわ」
S子「アナーさん、アリババ🐜...」
アナー「そう、めっちゃ痩せてるでしょ❓」
S子「う、うん」
アナー「入院中、食事してたんですかね❓」
S子「うん...食べてたって聞いたけど...」
アナー「まっ、もうすぐ昼食ですから、どんな感じかみてみないと分かりませんけど...」
S子「そうやな。」
S子「アリババ🐜まあまあ、食べてるやん。良かった。笑顔もあるし、穏やかやし。」
アナー「そうですね。いい感じかもしれませんね。」
S子「体力的に弱ったから、穏やかになったんかな❓だって入院中、薬は飲んでなかったもんなあー」
アナー「そうですね。もしかしたら、徐々に変に元気になるかもしれませんよ💦」
S子「それは嫌やなあー。今のまま落ち着いて、長く続けばいいのになあー」
精神科の薬も前の薬を再開し
何回かショートステイを利用して
食事も食べてるし
落ち着いて過ごせてる。
S子はこのままでいいんじゃない❓と勝手に考えていたけど...
落ち着いたけど家での介護は嫌みたいで
「このまま特養待ちをしたい」と再び家族が動き出した