塾の先生「そして、お渡しした模試の結果と、今回の内申点を合わせて考えると…」塾の先生｢もしも…この模試の結果が、受験当日に取れた点だとしたら…｣
登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
S子の三女→猫娘🐭（中学3年生）
塾の先生
では、始まり
塾の先生｢A高校、いけますね。ただ
これが当日のテストだったら…の話です。正直、内申点だけで考えると猫娘🐭さんの場合は、ギリギリかな❓もしくはあと2点3点足りないかな❓という所なので、それを当日で挽回しないといけません。｣
猫娘🐭｢はい｣
塾の先生｢その内申点と…1月初旬の模試の結果をみると…ああ〜、社会が足を引っ張ってますね。でも…社会なら今からでも間に合いますから、しっかり学習すれば20点はプラス出来るでしょう。｣
S子（20点も❓無理じゃね❓無理してA高校じゃなくても…）
S子は
A高校じゃなく
B高校で
いいんじゃないの❓
っていう思いが
まだ消えてない。
猫娘🐭｢はい｣
塾の先生｢でも、この模試の結果だけで、判断するのは危険です。一定期間、この結果が得られるなら問題ないですけど…この模試で初めてこの結果やからなあー🤔💭｣
S子｢そうですね。｣
塾の先生｢やっぱり、次の27日の模試の結果を見てから判断したいなあー🤔💭｣
S子｢先生、A高校を志望する子達の内申点は平均でどれくらいですか❓｣
塾の先生｢だいたい…███点ですね。｣
S子｢そうですか…じゃあ、猫娘🐭は平均に満たないですね。｣
塾の先生｢はい。この内申点は決定なので、その結果を見て、どうするか…ですね。私としては、27の模試の結果を見て、A高校かB高校かアドバイスさせて欲しいです。｣
S子｢わかりました。そしたら…その模試の結果はいつ頃確定しますか❓学校は25日締切なので週明けの29月曜日には、電話連絡しようかな❓と思っています。｣
塾の先生｢我々も出来るだけ早く採点して偏差値まで出せたら、はっきり返事ができると思いますが、データは多い方が確信に迫れるので、他校の採点も待てるなら…31水曜日には絶対分かります。｣
S子｢31ですか…｣
塾の先生｢とりあえず、学校との駆け引きで…まずは31でお願いしてみて…きっと学校の先生としては早くして欲しいと思うので…返事を渋ると思うんです。｣
S子｢そうですね。
｣
塾の先生｢そうなった時に30と言ってみて下さい。それでダメなら…29という感じで…少しずつ譲って行けば、どこかでOKが出ませんかね❓｣
S子｢なるほど、わかりました。｣
言葉で
駆け引きするのは
難しいぞ
塾の先生｢27日の模試の結果は、出来るだけ早く出します。自分の点数だけなら、当日にお知らせしますので…｣
S子｢わかりました。｣
猫娘🐭｢ありがとうございます。｣
S子｢とりあえず、25日の締切はどこを志望校にする❓｣
猫娘🐭｢第1志望はA高校で、第2志望はB高校にする
｣
塾の先生｢そうですね。とりあえずそれでいいと思います。｣
こうして
一旦、志望校を決めて
塾の先生との面談は終わった。
S子が1番不安に思ってるかも…
猫娘🐭がどこを第1志望にするのか❓
A高校か、B高校か…
やっぱり｢B高校だったら余裕で合格なのに…｣って思うS子がいる
