寛子さんの夫は
寛子さんが夜勤の間に亡くなった。
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これはノンフィクションです。
登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
夜勤パートのおばちゃん→寛子さん
パートのおばちゃん→赤木さん
では、始まり
寛子さんの夫が亡くなったことはトップシークレットになっていた。
それなのに
それなのに
それなのに
何故か、みんな知っている
その情報をリークしているのが赤木さんだというのだ
どういうことだ
S子「なんで、赤木さんが知ってるの❓」
寛子さん「それがなあー、赤木さんが家をリフォームする時に私の息子にお願いした事があったんや。まだ仲が良かった時に…」
S子「へぇー、寛子さんの息子さんリフォーム会社に勤めてるん❓」
寛子さん「うん、そう。そういう事があって、赤木さんは息子の携帯番号を知ってるんや
」
S子「なるほど」
寛子さん「それで、私がお休みして間もなく、赤木さんが息子に電話してるんや。」
S子「なんで❓」
寛子さん「私が何で休んでるか聞き出すために。」
そんなことまでする❓
S子「ええーΣ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙」
寛子さん「それで、息子は、隠してても仕方の無いことやから言うたらしいわ。その電話の後、私は息子から聞いて……もうあとの祭りやな。息子に勝手に赤木さんに言うたら、噂になってしまうやんって言うたけど、息子からしたらそんなこと知らやんって感じやもんなー」
S子「そりゃぁ、そうやわ。息子さんは別に悪気ないから……」
寛子さん「案の定、私が復帰したら、みーーんな知ってた。それやのに、赤木さんは一言も何にも言うてこない
」
なんて事だ
赤木さん💦
そんなに人のプライベート情報を言いふらして
何が楽しいんだろう❓
嘘までついて……
寛子さん「それだけじゃないんやで」
まだ❓
ほかに❓
なにがあるの❓
