登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
相談員→ジェントルマン
ショートステイ利用者→ヒロミお婆
ケアマネ→上ケアマネ
では、始まり
ジェントルマン「S子さん」
S子「はい」
ジェントルマン「ヒロミお婆なんですけど…」
S子「嫌です」
ジェントルマン「いやいや、利用の予定ではないですよ。」
S子「なに❓」
ジェントルマン「担当の上ケアマネにヒロミお婆はもう湯婆婆の館のショートステイは利用しませんって言われました。」
S子「やったー。でも…なんで❓他施設見つかったん❓」
ジェントルマン「それが…わかりません。」
S子「理由聞かず❓」
ジェントルマン「聞きました。他施設が見つかったんですか❓って聞いたら…まあ。って言われて…」
S子「へえー、よかったやん。家族にとっても、湯婆婆の館にとっても…お互いよかったやんどこに行くん❓」
ジェントルマン「それが…どこのショートステイ❓って聞いたら…内緒。って言われました。」
S子「は❓内緒❓内緒❓って…」
ジェントルマン「気分悪い対応ですよね。」
S子「うん。なんなん❓」
ジェントルマン「ちょっと腹立ちますよね」
S子「うん、めっちゃムカつくけど…」
ジェントルマン「上ケアマネも…よく分かりません。」
S子「まあ、もう来ないならそれでいいや。気にしません。」
ジェントルマン「ですね。」
上ケアマネ「S子さん、ヒロミお婆なんですけど…もう湯婆婆の館のショートステイは来ませんから」
なんだか、勝ち誇ったような上ケアマネの口調に苛立ちはあったけど…
S子は我慢😖
S子「ええー、そうですか。何となくそう思ってました。」
S子は知ってたけど
知らないふりをした。
上ケアマネ「え❓」
S子「いやー、この間ショートステイに来た時過去の連絡用ファイルが…いつも持ってくるのに、前回の時だけ、過去分がなかったんですよ。だから何か心境の変化だろうなあーって思ってました。もしかして、あの連絡用ファイルに受診を進め続けた言葉がたくさん書いてあるから、家族にとってそれは何か都合が悪かったんですかね❓」
上ケアマネ「・・・」