⛳️横横さん「俺、お金貸してるんですよ。」
S子「え❓」
登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
介護士→深さん🚬
介護士→横横さん⛳️
介護リーダー→北雪君
では、始まり
⛳️横横さん「横横さん、2000円貸してください。って言われて…」
S子「で、貸したん❓」
⛳️横横さん「貸しました。」
S子「返って来た❓」
⛳️横横さん「返って来たんですけど…俺から請求しないと返さないつもりだったような気もします。」
S子「えーー」
⛳️横横さん「返してもらってないのに、さらに2000円貸して下さいって言うんですよ」
S子「さいて〜」
⛳️横横さん「それで、説教したんですよ。返してから借りろって言うたんです。なんか…わかったような返事はしますけどね、返したと思ったら、また貸してくださいって言うてくるし…なんかおかしいと思って問い詰めたら、給料はお姉さんが管理してるみたいで…」
S子「なんで❓」
⛳️横横さん「借金があるみたいです。」
S子「ますます、さいて〜。でも結婚もしてないし、自分の給料は自分だけのものやん。なんで借金があるん❓」
⛳️横横さん「パチンコです。」
S子「は❓」
⛳️横横さん「パチンコで借金作って、返済できなくなって、お姉さんが借金を管理してるみたいで、それと同時に深さんの給料もお姉さんが管理してるみたいです。」
S子「お小遣い制って事❓」
⛳️横横さん「そうみたいです。」
S子「小遣いがなくなったら、横横さんに2000を借りるって感じなん❓」
⛳️横横さん「そう、それもなぜか2000円。それ以上もそれ以下もない。不思議ですわ。」
S子「2000円って言えば貸してもらいやすい金額やからじゃない❓10000円とか言われたら、ちょっと高額やしな。」
⛳️横横さん「確かに…」
そんな奴だったのか
仕事せずに給料もらって
その給料はパソコンに使い
さらに足りなくなったら
人に借りる。
もう50歳超えてるおっさんだよ。
直らないにゃ
北雪君「僕も言われましたよ。2000円貸してください。」
S子「ええー色んなところで言うてるんか❓」
北雪君「知りませんけどね。」
S子「貸したん❓」
北雪君「いいえ、ちょうどその時に限って1000札がなくて…ないって返事したら、それからは言ってこなくなりました。」
S子「よかったなあ〜、あんな人は最初が肝心やから、一回貸したらずーーーーっとやで。」
北雪君「そうでしょうね、横横さんはお金だけじゃないですから」
S子「ええーなに❓❓❓」
続く