これはノンフィクションです。
登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
利用者→ひろむ爺
介護士→ほき子さん
相談員→ジェントルマン
看護師→アナー
施設嘱託医→ドクター👨⚕️
では、始まり
ジェントルマン「S子さん、ひろむ爺の家族なんですけど…病院には行けませんって言われました。」
S子「想定内そう言うと思ってたドクターに連絡します📱」
ひろむ爺の傷口はおでこ付近。
そこに圧迫ガーゼを押し当て、テープでグルグル止めた
ハチマチをしたタコみたいになったひろむ爺
S子はドクターに電話☎️
📞「プルルルルル、プルルルルル」
👨⚕️ドクター「はい、はい。」
S子「ドクター、休憩の時間に申し訳ないです。ショートステイの方が怪我をして…縫わないといけません💧」
👨⚕️ドクター「縫わなあかんほどの怪我したんか❓」
S子「はい。」
👨⚕️ドクター「わかった。すぐに連れて来い」
S子「ありがとうございます。」
電話を切ってすぐ
S子「ジェントルマンさん、ドクターの受診許可が出たのですぐ車を準備して下さい。🚘」
ジェントルマン「わかりました。」
S子「アナーさん、あとの業務頼むね。S子は付き添ってきます。」
アナー「わかりました。大丈夫です。あの〜S子さん…」
S子「どうしたん」
アナー「いえいえ、後で大丈夫なんでとりあえず受診に…」
ジェントルマン「車🚘」
S子「では、行ってきます。」
道中、S子はガーゼの上から圧迫を継続。
縫合するまでは絶対出血は止まらないと確信していた
ドクターの病院に到着🏥
S子「こんにちは、湯婆婆の館のS子です。お世話になります。」
👨⚕️ドクター「こっちまで入って」
ジェントルマン「はい」
ひろむ爺は処置室のベッドに横になり、縫合の準備ができたところで…
S子「ドクター、テープとガーゼ外しますね」
👨⚕️ドクター「おぅ」
S子「出血は止まってないと思います。」
👨⚕️ドクター「そうか、どこや。これか❓いや、こっちか❓ガーゼ‼️出血が多いなぁ〜🩸あった‼️これや…ピューピュー出てるわ‼️」
ひろむ爺はおでこの右側をドン打って、怪我をし、動脈を損傷していた。
だからビシャーって血しぶき
動脈性出血
鮮やかな赤色(鮮紅色)の血液が勢いよく拍動性に(心臓の鼓動に合わせて)ピューピューと出血します。自然に止血することは少なく、太い動脈では大量出血し、ショックになり死にいたる重症です。
鮮やかな赤色(鮮紅色)の血液が勢いよく拍動性に(心臓の鼓動に合わせて)ピューピューと出血します。自然に止血することは少なく、太い動脈では大量出血し、ショックになり死にいたる重症です。
👨⚕️ドクター「S子くん、ここもやぞここと、ここにも深い傷があるわ」
S子「わぁ〜、本当ですね。」
👨⚕️ドクター「血管も一緒に縫合したから出血は止まるけど、しばらく圧迫した方がええ」
S子「はい、わかりました。」
👨⚕️ドクター「ここに来た時、綺麗に処置してくれてたからよかった。S子くんがしたんか❓」
S子「はい、何も処置道具がない中で、頭を使いました。」
👨⚕️ドクター「上手に止めてあった。素晴らしい‼️そうでないと、あんなピューピューと動脈性出血してるのに…恐ろしい。どこでこんな怪我したんや❓」
S子「トイレで転倒したと聞きました。」
👨⚕️ドクター「そうかぁ〜、トイレのどこで打ったらこんな怪我するんかな❓すごい血溜まりができてたやろ〜‼️」
S子「どこで打ったのか、詳細はまだ聞いていないんですけど…」
👨⚕️ドクター「抗生剤出すから、すぐ飲ませて💊」
S子「はい、わかりました。」
ひろむ爺は合計6針縫合し、湯婆婆の館に到着
続く
これから名探偵S子🕵️♀️だよん💕
「犯人みーつけた」お楽しみに