相談員→茶瓶
では、始まり
秀徳さん「看護婦さん、看護婦さんもうワシはボケてしもて…何にもわからんようになってしもた何回も同じ事を聞くからみんなに怒られるんやそれでもわからんもんは尋ねなわからんからなぁ〜💦すまんなぁ〜」
S子「大丈夫ですよどうしたんですか」
秀徳さん「お婆は明日来るんか」
S子「明日」
S子は何故秀徳さんが落ち着かないのか探りたかったので、即答はせず…
なぜ、秀徳さんは明日だと思っているのだろうと首を傾げた
秀徳さん「さっきからなぁーワシは気になって、ずっと茶瓶さんに尋ねてたんやそれやのに“わからん”ばっかり言うんや」
S子「そうなんですね智絵さんは今、入院してるので退院してから湯婆婆の館に来ます」
秀徳さん「そうや、そうやな。お婆は入院中や。そうか、そうか、やっぱり看護婦さんに尋ねて良かった〜あの人も偉いさんやろえ〜と、名前忘れてしもた💦あ〜茶瓶さん茶瓶さんは“わからん”言うてたけどなあ〜。なんでかな」
S子「秀徳さん、退院の調整は茶瓶さんの仕事ではないから、あの人は知らないんですよ」
と、S子は嘘をついた🤥
秀徳さん「そうかぁ〜、そしたら看護婦さんから茶瓶さんに説明しておいてくれ。お〜い、茶瓶さん。お〜い。」
そう言って秀徳さんは茶瓶をおいかけていった
しばらくして
秀徳さん「看護婦さん、看護婦さんお婆は明日来るんかさっきからなぁーワシも気になって、ずっと茶瓶さんに尋ねてたんやそれやのに“わからん”ばっかり言うんや」
S子「そうなんですね智絵さんは今、入院してるので退院してから湯婆婆の館に来ます」
秀徳さん「茶瓶さんは“わからん”言うてたけどなあ〜。なんでかな何回も同じ事を聞くな💢言われるんやけど、わからんのや」
またしばらくして
秀徳さん「看護婦さん、看護婦さんお婆は明日来るんかさっきからなぁーワシも気になって、ずっと茶瓶さんに尋ねてたんやそれやのに“わからん”ばっかり言うんや」
S子「そうなんですね智絵さんは今、入院してるので退院してから湯婆婆の館に来ます」
秀徳さん「茶瓶さんは“わからん”言うてたけどなあ〜。なんでかな何回も同じ事を聞くな💢言われるんやけど、わからんのや」
またまたしばらくして
秀徳さん「看護婦さん、看護婦さんお婆は明日来るんかさっきからなぁーワシも気になって、ずっと茶瓶さんに尋ねてたんやそれやのに“わからん”ばっかり言うんや」
S子「そうなんですね智絵さんは今、入院してるので退院してから湯婆婆の館に来ます」
秀徳さん「茶瓶さんは“わからん”言うてたけどなあ〜。なんでかな何回も同じ事を聞くな💢言われるんやけど、わからんのや」
何回も何回も同じ会話をしているうちに
秀徳さんは落ち着きがなくなった
いつもなら信頼あるS子の言葉を信じて、すぐに納得してくれるのに…
原因は茶瓶
茶瓶「秀徳さんよ〜、何回も同じ事言うなやぁ〜ワシ知らんからよ〜。明日になったらくるかもな〜」
と、秀徳さんを威嚇している
そして、適当な事を言ってその場しのぎをしようと思っているのであろう
S子はそれでかぁ〜と確信した
なんでわざわざ不穏になるような声かけをするんだろう
認知症の人でも性格によって、「こうすればいい」っていう、対応に関する法則みたいなものは役に立たないのだ
だから、認知症を見ずに、認知症を患った高齢者を見てほしい
「お婆は明日来るんか」
しばらく秀徳さんは訴え続けた🚶♂️
幸いなことに、昼間は不穏だった秀徳さんだったが、その夜はよく休んでくれたようだ💤
すぐ手が届くところに智絵さんがいるのになぁ〜ってS子は強く思ったが…💦
秀徳さんの智絵さんに会いたい気持ちは叶わないようだ
S子の癒し
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