体調と相談しながら、仕事の合間に、

会食をしたり、試写会に行ったりと、

バタバタしております。

 

先日は、世界中に#MeTooの波をおこした、

ニューヨークタイムズの勇敢な女性記者

2人を主人公にして、実話に基づいて

制作された、公開前の映画「SHE SED

〜その名を暴け〜」を観てきました。

 

 

同じ女性として、深く考えさせられる

テーマで、見終わった後、胸にズシン

と来ました…。

 

映画に出てくる、数十年に渡って

女優や仕事相手に、セクハラや

性犯罪を繰り返してきた、映画

プロデューサーは、今禁錮23年

の刑となっている。

 

だとしても、女性がされた事は、

生涯に渡りついて回るし、生きる

上での選択肢さえも変えてしまう

のだと、思い知らされた。

 

 

 

そして、遠い昔の記憶が蘇って

きました。

 

私がまだ20代のフリーランス

イラストレーターのころに、

出会った、おじさんこと。

 

仕事の打ち合わせだと思って

オフィスに出向いたら、なぜか

永遠と待たされたあげく、

運転手のいる車に乗せられ、

ついた先で、それとなく条件

として、お付き合いを提示して

きた既婚者の経営者だった。

 

私が断ると、急に冷たくなり、

押し込めらたタクシーの中で

なんとも言えない気持ちになり、

ボロボロと泣きながら帰ったっけ…

 

しかし、私の体験なんて全く

比べものにならないほど、

映画の中のセクハラや性被害

は、それはそれはひどいもの

だった。

 

#MeTooで、世間を動かした

勇敢な女性ジャーナリスト達

に敬意を示し、この映画を

皆さんに、おススメします。

 

 

関心度が高い作品のようで、

試写室は、男女ともに半々

くらい、ほぼ満席でした。