（この記事はオンラインサロンの記事からの転載です）
私は28〜9歳の頃、自分のことが大嫌いだった。
どこが嫌いだったかというと、「思い通りの人生を
送っていない私」が嫌いだっだのだ。
（悲しい発想だと今では思う）
仕事も恋も、何をしてもうまくいかない。
「なんで、私ばかりこんな目に合うの？！」
と思っていた。
だからその頃、人から唯一褒めてもらえた
外見だけはピカピカに磨いた。
その結果、「可愛いね」「キレイですね」と
言ってもらえたけど、心の中は幸せじゃなかった。
外見だけの“キレイ”で、自分も周りもひっぱれる
のは、20代後半くらいまでだと思う。
大人になればなるほど内面の“キレイ”が必要。
人の中身は、わかりやすく目に見えない分、
内面の”キレイ”＝内面美の定義は難しいけど、
内面美とは「自分を好き」で「自分を愛している」
ことによって生まれる、美しい光のようなもの
かもしれない。
「自分を好き」というと、自己愛や自己顕示欲が
強すぎる印象の方にも取れてしまうけど、丸ごと
“自分や自分の人生そのもの”を肯定できる「自分を
愛する」という内面美は、外見美にまで影響を
及ぼすものだ。
私が自分が嫌いだったころ、外見を褒められると
一瞬「いい気分」にはなれるのだけど、なんせ
自分で自分を愛していない状態だから、すぐ
「悪い気分」に戻ってしまうのが日常だった。
「どんなにおしゃれをしてメイクして、キレイ
になっても自分のことが嫌い」
そんな状態だと、外見にも影響が出てくるもの。
その頃の写真をみると、どことなくギスギス
した雰囲気で、目から剣が出ている。
キレイにアイメイクをしていても隠しきれない
影と剣。
そんな経験から、私は「美しさと幸せのためには、
外見だけでなく内面を整える必要がある」ことに
ようやく気づいた。
幸せになりたかった気持ちが原動力となって、様々
な内面美についても研究して実践した。
今「自分を愛すること」ができるようになったのは、
内面美を整えたからにほかならない。
具体的にはどのようなことを内面磨きとしてしたか？
というと。
まずはノートに自分の嫌いなところを書いてみる。
・我が強い
・自信がない
・飽きっぽい
次は嫌いなところを“良い目線”に変えて書いてみる。
・我が強い→自分を持っている
・自信がない→謙虚
・飽きっぽい→好奇心旺盛
という風に。
人生45年も生きていると分かることもあって、
「人の本質は変わらないものだけど、
性格は変えることができる」
ということもひとつの気づきだ。
性格は「バランス」でできている。状況によって、
シーソーのように両者はギッタンバッタンする。
「我が強い」という嫌いなところも「自分を持っている」
という“良い目線”の方にシーソーを降ろすと良いだけなのだ。
それをできるのは、自分。
もちろん周りにいる人の影響や、身を置いた環境でその
シーソーの角度は変わるだけど、どちらの方にシーソー
をかたむけるかは自分自身でできること。
以前は「出会う人や環境がこうだから、自分を好きに
なれないのか」と思い込んでいた。
だけど、順番が違った。
まずは「自分を好きになる」「自分を愛する」と、次に
人や環境は変わる。
それを知らないで「自分が嫌い」「自分の人生が嫌い」
のままで、内面美を整えないでいると、出会う人も
環境も変わらないようにできているものだ。
もしかすると、どん底だった時期の最大の学びは、
この「内面美を整え方」を“しくみごと”気づけた
点かもしれない。
というわけで、＜キレイ講座＞では内面美の整え方
についてもupしていきますね。
あなたがしてきた内面美の整え方もぜひ教えて
ください。
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