いまのきもち1のつづきです)

震災以来、人生観が大きく変わっていく自分の心の様子にびっくりしている最中ですが、
この前、尊敬するスタジオジブリの鈴木敏夫さんのラジオ「ジブリ汗まみれ」
を聴いたんです。
鈴木さんはラジオの中では
「仕事をしている人は、この混乱の中で、自分の仕事をいかに続けていくかだ」
「映画を作り続けていくことが自分達にできること」
というようなことを言っていました。


ジブリの鈴木さんがおっしゃった事を自分の仕事に置き換えるなんて、
次元が遠すぎて、ほんとうにほんとうに恐縮なのですが、

「わたしができる事は、家族を守るほかに、絵を描くことやエッセイを書くこと」

だと影響を与えていただいたのはたしかです。

仕事については思うようにいかなくて、焦る事も辛い事も多かったけれど、
女性が喜んでくれるような発信をしていきたい気持ちにはやっぱり変わりません・・・。
ここで気持ち行動ともに、本当の意味で原点に戻りたいと思います。


だからこそ、このブログを読んでくださっている皆さまへ。

ビューティー記事の再開にしばらくお時間ください。

時間をいただくのは、もうひとつ理由があります。
私には、元々の敏感肌に加え、様々な肌アレルギーがあると少し書きましたが
じつは今、好きなようにはメイクできない状態にまでに症状が
悪化しています。バリア機能も相当低下しているようで、正直、女性として
とても辛いです。
けど、あきらめずに、治療できるのかどうか、アレルギーとどうつき合って
いけばハッピーなのか、を探すためにも再チャレンジしてみます。
(ちなみにこの記事を書いている今も、背中には皮膚パッチテストのための
テープがばりばりに張り付いています。)

なので再開できるとしても、今後はおそらく、ちょっと特殊な立場からの
ビューティー発信にはなっていくと思いますが、日常のこと、仕事のことは、
できるだけUPしていきますので、また思い出したら、遊びにきてくださいね。


最後に、震災の事については、途中涙声でも語ったという宮崎駿さんの
インタビューを抜粋します。

『英知を集め、若者が生き生きとし、年寄りが穏やかに死んでいける国を作って
いけるチャンスが訪れたと思うしかない』


希望を忘れず、どうかそれぞれの道を歩めますように。
長い文を、最後まで読んで下さった皆さま、ありがとうございました。