【解説】
・プラスチックにも使用されるためか合成ポリマーはビニールのようで肌を傷めるといった情報は誤っています。
・ポリマーとは「多くの単位」を表し、モノマーは「個々の単位」を表すもので、決して「ポリマー＝プラスチック」ではありません。
・何を重合させたかによって様々な「●●ポリマー」が存在し、性質も個々に異なるので一概に「合成ポリマーは肌に悪い」とは言えません。
・自然界にある生体高分子はポリマーであり、例えばデンプンやセルロース、コラーゲンなどもポリマーです。
・化粧品に使用されるヒアルロン酸やコラーゲンなどは水溶性の合成ポリマーですが、皮膚をラップのように覆うことはなく分子量が大きいため肌への刺激性も低いです。
・メイク用品に使用されるシリコーンオイル（ケイ素のポリマー）は汗で崩れないように耐水性を持たせた合成ポリマーで洗顔で落ちにくいというデメリットはありますが、安定性が高く刺激になりにくい成分で、化粧崩れしない、肌感触の改善、などのメリットが多々あります。
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