浦西のほとんどのクラスがそろそろ満席になります | 日本習字教育財団 上海支部

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上海で活動を始めて11年目の日本式書道教室のブログです。
お知らせ、教室の様子、上海の教育事情、子ども達を取り巻く環境、書道史豆知識などについて書く予定です。

コロナの打撃を受けた当教室は、2020年12月に再スタートを切りました。

疫病3年と言われるように、その後3年間は紆余曲折を経験致しました。

 

今年6月、私のコロナ入院もあり夏までは順調とは言えない運営でしたが、9月からは私も生徒の皆さんも元気に通常のお稽古に励んでいます。

今年は、インフルエンザの早い流行、現在はマイコプラズマ肺炎も流行しているようで、まだまだ安心出来ません。

今日の上海の最高気温は29℃と、例年よりちょっと熱いですね。

 

前置きが長くなりましたが、お陰様で、東和公寓教室を除き、ほぼ全てのクラスが満席になっています。

土曜日10時クラスと11時半クラスにそれぞれ1席、日曜日15時クラスに1席の空きのみとなりました。

その3クラスが満席をいただくと、現在既存のクラスは全て満席になります。

 

本日上海ジャピオンへ、「日中ハーフの読み書き」の新しい広告を掲載致しました。

上海のご家庭の特色として、両親が日本人と中国人のご家庭が多く、直近の当教室への入会者も5人中3人が日中ハーフのお子さんでした。

 

今後は、特別な必要を持たれるお子さんのニーズに応えるべく、更に特色を浮き立たせてきめ細かい指導を行うよう励んで参ります。

 

少し前から募集を始めた、「学習障害・発達障害とそのグレーゾーンのお子さんの読み書き」指導も功を奏して、対象の子ども達が毎回のお稽古で少しずつ進歩しています。

一例ですが、小学低学年で学校から匙を投げられたお子さんが、回を重ねるごとに落ち着いて嬌声を発することも少なくなり、学習を終えると、満足そうに明るい表情になって帰っていきます。

指導する私も、彼らの様子を見て毎回とても嬉しく感じています。

上海には、学習障害・発達障害とそのグレーゾーンの子ども達に対する十分な支援が乏しいので、当教室の果たす役割は決して少なくないと感じています。

 

当教室は、残り3席となりました。

ご入会をご考慮されている方は、早めにお問い合わせくださいませ。