コロナ規制緩和後の感染拡大と12月の休講 | 日本習字教育財団 上海支部

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上海で活動を始めて11年目の日本式書道教室のブログです。
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12月7日にコロナの規制緩和の通達がありました。

(濃厚接触者としてホテル隔離された私は、もう一週間遅ければ、自宅隔離で済んだのでした。(;^_^A))

 

7日の規制緩和の週は、毎日数名の欠席(陽性になった、喉が痛い、上海日本人学校で陽性が出た等々)の報告が来るようになり、翌週木曜日の朝は、生徒の半数が体調不良やコロナ陽性の報告があり、12月の木曜日クラスを全て休講に致しました。

 

翌日16日金曜日は、教室に出掛ける15分前まで、欠席の報告(陽性者、体調不良)の対応であたふたし、挙句に生徒全員のお宅と連絡を取り合い、結局お稽古に来て陽性となった場合に生徒への責任や安全を担保出来ないと判断して、12月の全てのお稽古を休講と致しました。

規制緩和後、数日で陽性者数のフェーズが突然変わったことを実感し怖さも感じた次第でした。

 

中国生活16年目、よほどの事には驚かなくなりましたが、コロナには翻弄されています。

命の危険も感じます。

先が見えなかった4月からのロックダウン、あの時とは違い、外へ出ると陽性者と陰性者が混在するカオスな現状。

2日に一度の日課だったPCR検査も、行く必要が無くなり、抗原キットでの陰性確認も必要ないとの通達もありました。

人々は自分が陽性か陰性かを、いちいちチェックすることはしなくなっています。

 

2020年のコロナパニックを日本で過ごした身としては、あの頃の生活がまた今から始まったという気持ちです。

N95マスク・消毒液・抗原キット・風邪薬や解熱剤があっという間に入手困難になりました。

体調を崩しても、対応してくれる病院は?

昨日政府の通達があり、上海市内の主だった病院はオンライン診療になっています。

当時の日本は救急車も来てもらえない状況でしたので、上海がそうなることも時間の問題です。

 

昨日は、重慶で軽症者と無症状者の党員・公務員は出勤するようにとの通達もあり、間もなく各地へ同じ通達がなされることでしょう・・・。

 

1月21日から始まる春節休みで都市部の人間が地方へ行き感染拡大、春節が終わり都市部へ戻った人間により上海市内も感染爆発が予想されます。1月2月はもっとカオスな状態になることでしょう・・・。

果たして、3月末には、ピークアウトするでしょうか?

 

来年上半期まで、コロナに翻弄されそうです。

こんな時は、慌てず無理せず、自分に知的栄養や新たな学びに時間を費やすとしましょう・・・。

 

そして、何より無事生き残ることが最大の目標です。

どうか皆さまも、ご無事で乗り切ってくださいませ。