有難い! 公益財団法人日本習字教育財団からの万全サポート | 日本習字教育財団 上海支部

日本習字教育財団 上海支部

上海で活動を始めて11年目の日本式書道教室のブログです。
お知らせ、教室の様子、上海の教育事情、子ども達を取り巻く環境、書道史豆知識などについて書く予定です。

当教室は、日本で最も大きな書道団体である、公益財団法人日本習字教育財団の上海支部として正式に認可をいただいております。

今年で9年目の運営になります。

 

日本習字教育財団は、「正しい文字・美しい文字」の教育推進を目的とした内閣府に認定された公益財団法人です。

書道団体の会員数は日本で一番多く、日本中のほぼ全部の都道府県に同財団の教室がありますので、本帰国後も、当教室で取得した段級位で変わらず継続学習が出来ます。

 

私自身も、小学生から中学生の5年間ほど、日本習字教育財団のお手本で、練習に明け暮れました。

子ども心に、半紙と同じ実物大のお手本は学びやすいという印象がありました。

また、お手本の裏にも。筆法の骨格が書かれてあるので、子どもでも文字を分析して学習出来るという利点があります。

 

今回、コロナ禍で約一年程上海へ戻れなくなり、2019年度の12月から3月までの作品添削について心配していたところ、検定課でいつもお世話になっているN先生が、「全部送ってください。大丈夫ですよ!」と、ご親切な対応をしてくださいました。

私はずっと心配事として、コロナ禍で途絶えてしまった生徒さん達の検定作品の提出をどうしたら良いかと、いつも考えあぐねていたので、心の大きな痞(つか)えが、すっと落ちていくのを感じました。

 

海外に居ても、コロナ禍の中でも、安心して書道教室を運営出来るのは、公益財団法人日本習字教育財団の温かいご支援と強力なバックアップのお陰です。

 

検定課のN先生の温かいご配慮に、心が熱くなりました。

本帰国した生徒さんは85%を超え、以前教室として使用していたマンションの契約も打ち切り、教室も無く生徒数も激減してた中で、不安な気持ちで11月末に上海へ戻ってきました。

今年春まで目途が立たなければ、上海撤退も決心していました。

 

本日、検定課のN先生のご支援に大いに力付けられました。

 

中国は今日から春節です。

日本でいえば1月1日の元旦です。

 

元旦早々、仕事に取り組もうと、新たな力が湧いてきました。

コロナ禍で大きなダメージを受けた当教室ですが、一歩ずつ立て直していこうという大きな希望が更に膨らみました。