つい最近、いまドラマにもなった東野圭吾の現代ミステリー「新参者」を紹介。
東野圭吾の本はけっこう読んでるけど、その中でもこの「新参者」は
よく出来てる。
あまりミステリーとか好きでない人も読みやすいよ。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
1つの殺人を巡って、被害者の女性と接点があった人、はたまた被害者の
家に残された不可解な物証、メールなどのエピソードが各章で1話完結型で
かかれている。
人形町を舞台に各章で主人公の刑事、加賀恭一郎が被害者と接点のあった
人物などへの聞き込みから、それぞれ事件には関係なかったということが
証明されていくという新しい流れ。
でもこれが、ただ事件に関係あった、なかったでは終わらないところが新鮮。
各章に人の感情と人情があふれていて、心温まるエピソードも入っている。
加賀恭一郎のするどい観察眼でなぜ彼女が殺されなければならなかったのか?
という最大の謎も合わせてひもといていく。
- ¥1,680
- Amazon.co.jp