桜が咲き始めました。
外では、ダウンを着ている人もいれば半袖を着ている人もいました。
日傘をさす人も増え始めました。
毎年春は苦手でしたが、近年はそうでもなく、暖かくなって嬉しいと思うようになりました。
今日の午前中は図書館と本屋に行き、午後はずっとペンを持っていました。添削をしたり、字の練習も少ししました。
いつの間にか日が長くなったので、夕食を作る時間を忘れてしまいました。
自分の練習は、仮名の創作課題。
先の課題になりますので、ほととぎすが出てきます。
「ほととぎす 我とはなしに 卯の花の 憂き世の中に なきわたるらむ」
ほととぎすも、自分と同じようにつらい世の中を鳴きながら(泣きながら)過ごしているのだろうか。
この歌は「古今和歌集」の歌ですが、「古今和歌集」の夏の巻は、全部で34首。
そのうち28首が「ほととぎす」の歌です。
毎年言っているかもしれませんが、夏が近づいてくると、また「ほととぎす」の歌を書く時期になったかと思います。まぁまだ早いですが。