書道では、これを侮ってはいけないですね。 | 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定

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仮名条幅を書きました。



仮名の先生のところに入門した当初(7年近く前?時間が分からなくなってきた)、諸先輩方の、この仮名条幅の作品を見て…


「なんじゃこりゃー」


と思いました。



書けるようになる以前に、読めるようになるのかと、不安に思いました。



しかし、地道に仮名の練習を続けていくと、読めるようになりますし、何とか書けるようにもなりますね。




この、地道に練習を続けていく…というのは、


今日、一枚書く、ということを実践することだと思います。



今日字を書いた、薄い薄いたった一枚の紙でも、明日、明後日と重ねていくことによって、いつかは必ずメートル単位に積みあがります。




地道に一枚一枚重ねていくことでしか、上達する方法は他にありません。


その一枚を重ねなければ、先には進めません。



そして、確実に、その一枚は、上へと導いてくれます!







ただし!


実際に言葉の通り、紙を一枚ずつ重ねていったとしたなら、確実に積み上がり、私のように、紙の整理で苦労する羽目になります(笑)


紙は薄いからと侮っていました。適切に整理して処分していかねばならないと、痛感しています。





練習においても、保管においても、


「たった一枚の紙を、侮るなかれ」ですね。