巷では「雑巾」のことを、悪く言うね。
「ボロ雑巾のような・・・」という例え文句さえある。
雑巾は汚いものなのか? ➡ 否 !!
「キレイな掃除をするためのキレイな布」を→雑巾さまという。
雑巾が汚かったら、拭くところ拭くところ汚くなるじゃないか?
★以前の記事「雑菌まみれ雑巾にならない方法」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・では、
よきお掃除雑巾の条件は
「速乾性・吸水性・ケバただないこと」である。
だって、①水分をさっと吸い取らねば!
そして、②拭き仕上のときに、布のケバケバが残らないように!
さらに、③素早く乾くほど菌が湧きにくい!
上の3条件を加味すると、こういうことになる
■「キレイを保てる雑巾」は
① 四つ折りタオルにして、縫わないこと!
中にゴミやら菌が入り込みやすく、洗っても取れにくく、乾かすのに時間がかかるじゃないか!
だから、洗いッさらした薄いけば立たないタオルを、縫わずに使うのがよい。
②高級ふかふかタオルじゃダメ
毛足が長いと給水力が高い気がするが、拭き上げるときにケバケバを残しやすい。そして、毛の間に汚れを残しやすい。
③手のサイズに合ったものにしたいので縫いたい
そんな場合は、「木綿」なんです!
雑巾文化史はあまり詳しい伝承を知らないが、
江戸時代はボロボロに着古した末の木綿の着物をほどいて、それを3重4重に塗って、雑巾にしたとか。(聞いた話)
「ケバだちほわほわタオル」を3重にして縫う必要は無し(昔の習慣の名残だとおもわれる)
「じゃ、マイクロファイバークロス」を雑巾にしたらいいのか?
とか色んな疑問がわくね。
※具体的な「よい雑巾いろいろと、使い分け」については次の記事にします。
現代生活者には、多数多種類の布が手に入るんだから便利だ。
古き時代を思えば、木綿の時代は床拭きができただろうが、
木綿以前の時代は何で拭いてたんだろうか?
雑巾で掃除する文化自体は、禅宗とともに入ってきた生活習慣という説も聞いたことがある。
弥生時代にも布はあったが、貴重だっただろう。
大きな葉っぱでふいてたんだろうか?
いや、、、、、もしかしたら、「拭かなくても済む」ように、
「汚れる前にハタキで掃除」(=葉っぱなどでハタク、ホウキをかける)してたんじゃなかろうか!!
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